野球しか知らない私です
サッカーも観ません
ルールもよくわかりません。
バレーも観ません
まったくわかりません。
ラグビーも同じだと思っていました。
ワールドカップで初めて観ました。
ルールはもっと複雑でわかりません。
体型には親しみがあるので
何となく観てみると
なんだかすごい
ワケがわからないのに…
試合前の国歌斉唱で涙している選手もいます。
なんなんだこれは…
引き込まれました
すごさに…
フィジカルの違いなんかものともしない精神力とチーム力
掲げたOne teamの意味…
泣けてきます。
外国人が多い中、日本を知るために日本を勉強したり
君が代に出てくる『さざれ石』を見に行ったり。
日の丸を背負って戦うために外見は外国人でも中身は日本人よりももっと日本人です。
感謝や縁の大切さや仲間を想う気持ちや礼儀作法は日本人の感性以上の様に感じます。
それぞれの役割を妥協せずに精一杯果たして行く強さに感動します。
これほど野球以外のスポーツで感動したことはありません。
しかもラガーマンは本当にフレンドリーなんです。
気軽に話しをしてくれます。
どんなに有名人でもまったく高飛車じゃありません。
野球の選手なんかまぁ偉そうですよ
それが一枚の写真に表れています。
ワールドカップに出場している堀江翔太さん。
2年ほど前になります。
偶然お会いできて写真をお願いすると一緒に撮りましょうよと言ってくれます。
『ブログに使っても良いですか?』と聞くと『どんどん使ってください!』と即答してくれます。
ラグビーの魅力はラガーマンの人間性でもあると思います。
日本の選手をまとめるジェイミージョセフHC(ヘッドコーチ)は
ランキング2位のアイルランド戦の始まる前のミーティングで句を読んだそうです。
誰も勝つと思ってない
誰も接戦になると思ってない
誰も僕らがどれだけのことを
犠牲にしてきたのか分からない
勝利を信じてるのは僕たちだけ
さぁ行こう!
彼らにはこれまでやってきた自信があったのです。
どれだけ苦しい、厳しい練習を乗り越えてきたか想像を絶します。
心技体全てをこのワールドカップに捧げて来たのです。
どのスポーツも人間なんだと思います。
人間力なんだと…
正しく
おごらず
謙虚に
真摯に
懸命に
そういった人間性が夢へと近づけてくれるのだと思います。
自分を疑わない強さを…
そんな選手を育てたいと思います。
それには野球が上手ければ良いのではありません。
人間が正しく直向きに生きて行く人間でなければなりません。
やらされる練習では無く自分で考え自分に厳しくなれる人間でなければなりません。
まず指導者である我々スタッフがその背中を見せなければならないと思います。
選手には厳しくやれ!と言って簡単な事が正確に出来ない指導者に選手たちが信頼を置くことなどありません。
我々のOne teamは選手、保護者、スタッフが三位一体になることだと思います。
そのためには信頼できるスタッフであること、理不尽さが無い環境、皆んなが成長出来るチームであることが必要です。
ラグビーからまた気づかせてもらったような気がします。
にわかファンですがラグビーに引き込まれています。
観ていて人を感動させられるような
誰からも応援される浦和ボーイズになりたいと思います。
素晴らしいラグビーを観て
生まれ変わったらラグビーを…
いや…
痛いの弱いから無理だと思います。
コメント