土曜日は球場をお借りできたので、2年生の練習を見ることにしました
試合でなかなか結果の出せない2年生に細かい部分の指導をするためです。
中継や連携プレーの確認
牽制球からのランダウンプレー
基本的なベースランニング
今までなかなか指導出来ていなかった部分を2年生のチームで共有して行きます。
与えてもらうことに慣れている選手たちは常に受け身です。
受け身の彼らを自分たちで考えて動いて行ける様にまずはやるべきことを伝えます。
そして約束事を決めて必ず実行してもらう習慣を作って行きます。
簡単なことから正確に出来ることを作って行きます。
考え方を変えて行動が変わるのを待ちます。
普段見られない2年生たちを見ることでたくさんの発見があります。
それでも1年生が入り、2年生は上級生としての考え方や振る舞いをして行かなければなりません…
厳しいことも増えて行きます。
このやらなければならない厳しさを乗り越えた先にあるモノを皆んなに見て欲しいと思います。
頑張れ2年生!
日曜日に3年生は2チームに分かれて練習試合に行きました。
1年生も少しずつ練習試合を始めています。楽しく試合を経験してくれたらそれで今は充分です。
私は東北高校野球部の後輩が監督をしている神奈川のチームとの練習試合に帯同しました。
相手チームは名門強豪チームです。夏の大会前にどこまでやれるか見てみようと思ってお願いして組ませていただきました。
先日の大会の敗戦をまだ引きずっている様な重苦しい試合になりました。
あまり良い所もなく夏前に厳しい結果に大丈夫かなぁ…と私が不安を感じてしまいます。
それでもダメな所が全部出たと考えて来週からの全国予選に挑んで行こうと切り替えます。
今更バタバタしても仕方ないので私は腹をくくって見守ることにします。
少しずつですが高校の先生が試合や練習を観にきてくださっています。
この日もわざわざ遠方から観に来てくださった先生がいらっしゃいました。
人数制限があり、それなりの実力が無ければお願い出来ない学校にも関わらず、実力以上の評価をしていただけました。
ありがたく、申し訳なくお礼を伝えると『浦和ボーイズさんの選手たちは学校生活や寮生活や私生活に関して本当にキチンとしていて手がかかりません。だから来てもらいたいんです』と言っていただけました。
卒団生たちがしっかりがんばってくれているからこそ、下が続いて行けます。
ありがたいことです。
最後の夏の予選に向けて選手たちそれぞれがいろいろな想いでいると思います。
そんなことを考えていると一本の電話がありました。
3年生のひとりからです。
最近調子を落としていて、もがいているのは見ていてわかります。
どちらかと言うと口数も少なく、自分というものをしっかりと持っている選手です。
あまり助言を求めても来なかった彼が電話をくれました。
『この一週間何をすれば良いのでしょうか?』孤高タイプの彼が初めて私に電話で尋ねてきました。
そして最後にかける想いや胸につかえているモノを吐き出した様に感じました。
私は常に結果が出なければ何かを変えなければ何も結果は変わらないと話しています。変えるには勇気が必要です。
人に弱みを見せるのが苦手な彼が私を頼って来たことは何かが変わる前兆かもしれません…
自主練でやることと考え方、心の持ち方を助言して電話を切りました。
誰だって勝ちたい…
でも勝つか負けるかよりも大切なことは全てをぶつけ、全てを出し切ること、、、
最後に『最高に良い試合だったなぁ』と言える試合で負けたら悔いは無いよ。
中学野球は通過点、どれだけ本気でどれだけ正しく頑張れたかが一番大切なことだと思っています。
本当の勝負は高校野球や大学野球、さらには社会人野球が勝負の場です。
皆んなの根っこが土の下で太くなっていてくれたらそれで勝ちだから…
気持ちだけは貪欲に勝つことを目指してこの一週間を正しく生活しましょう!
私も部屋を掃除してトイレ掃除をしてゴミを拾います。
日曜日はワクワクして3年生みんなで戦おう!
浦和ボーイズの浦和プライドを掲げて頑張ろう!
在我尊…
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