今年になってからもたくさんの体験練習参加のご連絡をいただいています。
ボーイズリーグはリトルシニアリーグの様にバウンダリー制度(地域境界線)が無いため、どこの県やどこの地域からでも好きなチームに入ることが出来ます。
現在浦和ボーイズには埼玉県でも鶴ヶ島から通ってくれる選手や東京の中野区、杉並区、板橋区、世田谷区、青梅市などの遠方からの選手もいます。
過去には神奈川県の鎌倉から3年間通ってくれた選手もいます。
さらに精神的に傷ついたり、入る前の話と違うと救いを求めて他リーグからウチに移籍してくる選手もいます。
『浦和ボーイズは人数が多くて練習がまともに出来ない…』などというネガティブな根拠の無いウワサを流されたりしますが、もしそれが本当なら辞める選手がたくさんいてもおかしくないハズです。
ですがウチは辞める選手も少なく、毎年たくさんの選手たちが入団してくれます。
私たちのチームは入団説明会でチームについての詳しいご説明とお約束をしっかりさせていただきます。
その約束通りにチームが実行、運営されていなければ選手はたくさん辞めて行くでしょうし、次の年から入団人数は減って行くかと思います。
浦和ボーイズは勧誘をしないチームなので体験練習に参加してくださる方やご連絡をくださる方のほとんどが、どなたかのご紹介や評判やOBの話を聞いて参加してくださいます。
今在籍してくれている選手たちの毎週の練習や常日頃の指導者の対応の仕方やチームの内容で在団生の満足度を上げることが唯一のコマーシャルになるのだと考えています…
指導者はグランドで昼食中に出来る限りランチミーティングを行い選手たちの情報の共有や練習や試合での問題点や疑問点、いろいろな改善点を探り合います。
全ては選手たちの満足度をあげるためです。
選手全員の満足度上げるのは勝つことだけでは無く選手一人一人が自分を見てくれている、自分に対してしっかり評価してくれる。そして全員が成長を感じてくれる…
そういったことで彼らの満足度を上げることが大切だ考えています。
目的は結果ではなく、プロセスを大切にして行く、、、
だからこそ そこには人間性や人間力を高める必要があるのです。
我々指導者が野球を教えてやっている、指導してやっているなどというおこがましさはあってはいけないと思います。
私たちは選手たち全員に野球を詳しく理解する楽しさ、レベルが上がることの成長、精神的な強さを感じる自立心、そういう全ての充実感を得られることを入団時にお約束しています。
その約束を守るために指導者はグランドに立っています。
そして団員全てを『幸せにする』これこそが浦和ボーイズの使命、野球への恩返しだと思っています。
そんな青臭い理想ではチームは勝てないし野球は上手くならないと思われる方はたくさんいらっしゃると思います。
それは我々とは目的が違うからだと思います。
目的が変われば理想は変わります。
我々はこの高い理想を目指すことでたくさんの人が集まってくれるのだと思っています。
今年もしっかりとお約束をさせていただきます。
約束を守ることは信頼関係を作るためにも大切なことです。
大人がまずはキチンと約束を守ることをしなければ子どもたちに何か言う資格はありません。
選手たちだけに厳しさを押し付けるのでは無く、指導者は自分を律する厳しさを持たなければならないと思います。
当たり前のことは当たり前に行う…
時間を守り、ユニフォームの着方、身なりを整え、言動に注意を払い、やらせるだけで無くやって見せる。。。
そういう約束が必要だと思います。
おかげさまで…
昨年に引き続き、2年連続で『ベストコーチングアワード2020』をスリースター(最高位三つ星)という評価をいただけました。
[ベストコーチングアワード]とは、古い習慣に捕らわれず、最新の練習方法や教育を実践しているチームを表彰し、広くスポーツ界全般に、"新しい時代にふさわしい、時代にあった指導を積極的に進める!"を目的とした一般社団法人スポーツメディカルコンプライアンス協会のアワードです。
日頃の活動でこの様な評価をいただけることは本当にありがたく思います。
目先の勝利より大切なものを…
これが我々の大切な約束です。
またこれからもコツコツと行って行きます。