2019年09月

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3チームに分かれて参加させていただいた大会も全て序盤で負けました。


特にロータリー杯二回戦では

相手の『勝ちたい』と言う思いの強さに負けました。


相手の勝ちたいという強い気持ちがヒットを生み

相手の負けたく無いという思いがエラーを誘います。


その勢いに飲まれ歯車が少しずつ狂います。


我慢の野球でしたが我慢しきれず失点して行きます。


嫌な空気は払拭出来ず回は進んで行きます。


回を増すごとに精神的に守りに入って行きます。

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だから前に出られずエラーをします。

判断も悪くなります。


ベンチからの指示も徹底されず

低い意識の中で試合をしています。


この新しい2年生の新チームはポテンシャルも高く理解力もあります。

だから容認、放任した部分もありました。


しかしいざ公式戦では力を発揮することは出来ませんでした。


相手の気持ちの強さに飲み込まれ、成すすべが無いのです。


結局最後は思いの強さや気持ちの強さが勝敗をこれだけ大きく左右するのだと痛いほど感じた事だろうと思います。


結果が出てしまったので変わらなければなりません。

変えなければ結果が変わらないからです。


今回長野大会、ロータリー杯、板橋区長杯と2年生は3つのチームに分かれて大会に参加させていただきました。

たくさんの経験とたくさんの課題を手にしたと思います。


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さて

どうやって思いや気持ちを強くしようか


かと言って我々は無理やり押し付けた猛練習をするつもりではありません。


選手たちはまだ子供

何かを変えて足りないものを補って行く

それを導いて行きます。


彼らに足りないものは


やりきる

乗り越える

決断する


これを課題にしなければなりません。


彼らの目標は決まっています。

今のままでは目標には到達出来ません。


約束事を決めます。

三つの約束を彼らに決めてもらい

必ず実行する  とコミットしてもらいました。


まずはこの三つの約束を彼ら全員に決断させ乗り越えやりきってもらうことを課題にします。


小さな約束です。

大したことではありません。


それでも彼ら自身が足りないと思い

やらなければならないと思っていることなのです。

これが大事だと思います。


出来なければまた練習が止まり 集まり

皆んなで確認し、励まし、意識を高め取り組ませます。


内弁慶な選手ばかり

だから大人しくマジメ

それが野球にはジャマな時があります。

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この2年生は47名の大所帯です。

どこのチームにも負けないだけの人数です。

だからこそ全員の想いが、全員の励ましや負けないと言う気持ちがひとつになれば必ず結果は付いてきます。


その成功体験をこれから彼らと作ろうと思います。


最初からそうしていれば?


 そう言われる方もいるかと思いますが

やはり自分たちで感じ、負けて学び負けて成長するのだと思います。


勝っていればきっと考えることもありません。

負けた悔しさが無いと継続にもつながらないと思います。


だから負けた分だけ強くなって行くのだと

これが浦和ボーイズの『急がば回れ』の様な気がします。


新しいチームの主将が目を真っ赤ににしていました。


負けたからでは無く

悔しくてでも無く


自分の不甲斐なさに

チームを導けなかったことに

目頭を熱くしたのだと思います。


そういう男です。

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立ち止まっている訳には行きません。

また前に進みます。

何度叩かれても諦める訳には行かないのです。


今後結果が変わって行くのを楽しみに見て行きたいと思います


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追伸

1年生たちの初の公式戦参加も行われました。

資格審査やボーイズリーグの試合の流れなど初めてのことばかりです。

新しい公式戦ユニフォームに身を包み臨みました!


11期生のスタートです。

また応援よろしくお願いします。


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やっと秋を感じ始めたこのごろ

土曜日の練習は少ない人数での練習でした。


先週の土曜日は体育祭や学校行事が多く、土曜日に学校行事の無い2年生18名は長野大会へ参加のため金曜日、学校が終わってからバスで長野県へ向かいました。


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土曜日

残りの2年生は全員学校行事のためグランドにはいません。

1年生も半分近くが学校のため広いグランドには1年生20人くらいの練習になりました。

グランドには1年生だけのかわいい声が響きます。

1年生も1年生大会が始まるため試合に向けた練習に汗を流しています。


私は1年生の練習を見ながら手の空いた時間でネットの補修や草刈りに励みます!


係や当番の無いチームなので

普段は気がついた保護者の方々が練習の合間にやってくださいますが、こんな時でないと自分で出来ないのでやれる時にやろうと思います。


この日は広いグランドを1年生が独占して遠慮なく練習して楽しそうです。

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そんな中、大学四年生になった二期生が就職が決まりましたと挨拶に来てくれました。

二期生と言ってもこの代が中学1年生の時にチームが出来て募集をかけ始めたので2年生が4人、そしてこの代が20人入って活動が始まりました。

実質的には1期生の様なものです。


当時チームには全く道具が無く

『ベースも無かったですよね?』

と今では笑い話です。


道具もそうですがチームが出来たばかりで大会も練習試合もどうしていいのかわからないことばかりで当時の選手たちには本当に不自由なことばかりで申し訳ない気持ちでいます。


それでもまたこうしてグランドに顔を出してくれることが嬉しくなります。


大学まで野球をやれた者

大学で野球をやったが不完全燃焼だった者

大学では野球をやらなかった者


様々ですが皆んなしっかり真面目な青年になってくれています。


『あの頃は知識も無く情熱だけでぶつかって申し訳無かったなぁ

そんな話をしました。


指導者として必要なのは知(知恵・知識)、熱(熱意・情熱)、丹(丹田・腹・覚悟)だと恩師の竹田先生に教えていただいています。


今思うと当時始めたばかりの頃はやはりこのバランスの悪さが子供たちに迷惑をかけてしまったと後悔しています

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知・熱・丹の三つが良いバランスでないと大人の独りよがりの指導になることがこの10年で理解出来る様になった気がします。


たくさんの選手たちのおかげでこのチームの骨格を作ることが出来ました。

また指導者に気づきと成長を与えてくれているのも選手たちです。

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この日2年生の長野大会組は初戦を突破し、ご馳走を食べたと写真が送られて来ました!

うらやましいい


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日曜日

秋の埼玉県支部での大会も始まりました。

2年生は開会式後の一回戦。

ずっと仲良くしていただいている古豪チームです。


いつも大会の初戦は緊張感があります。

何が起こるかわからないからです。

相手の力量もわからずデータも無いので手堅く最善を尽くすしかありません。


案の定

先頭打者にホームランを浴びます。。。


思わず笑ってしまいました。

やっぱり野球は何が起こるかわからないなぁ


それでもその後のピンチをなんとかしのいで反撃を待ちます。



相手も乱調から走者を抱えて苦しい戦いになりました。

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何とかウチのペースになり初戦を勝利することが出来ました。


普段はおとなしい選手が満塁でヒットを打ってくれたり、ベンチ入り20名を全員出場させられたのは良かったと思います。

初戦にもかかわらず新聞にも載せていただけました。

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この日の長野大会組は残念ながら敗戦だったそうですが、全員が経験出来たことはやはり収穫だと思います。


勝った時こそ厳しい話をします。

負けた時は負けた原因を共有して練習に振り返るだけです。


またそうやってチームを作って行きます。

今年のチームも頼もしいヤツらばっかりで真面目です。

素直で一生懸命なチームです。


正しい野球をして

正しい人間力を養えるように選手と一緒に頑張ります!


そうして正しさの中で野球をやっているとまた素晴らしい景色が見られると思います。


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秋が始まりました。

新人戦の秋です。

10年経ち新たなユニフォームを身にまとい新たな歴史を作って行きます。


新生浦和ボーイズ、よろしくお願いします。




追伸

勉強熱心な私に1年生のお父様から本の差し入れをいただきました。

『編集長が友だちでこの本をぜひ読んで欲しいと言っておりました!』

ありがたや ありがたや

勉強不足がバレないようにしっかり読ませていただきます!

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令和になっても野球人口の減少が止まらず高校野球界では坊主をやめる高校が増えていることがニュースになっています。

夏の甲子園の出場チームの中にも髪型が自由なチームが多々見受けられました。


我々浦和ボーイズも設立10年を越えますが設立当時から髪型は自由にしてあります。


さらにさかのぼること30年前

高校野球で坊主をやめようと高野連に訴えていたのは我々の恩師の竹田先生でした。

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その頃坊主にしたくないという理由でサッカーを始める子供たちが増えたという事もあり、運動神経の良い選手を野球界に残すためにも30年以上前から坊主など古い考え方をやめようと進言されていました。


竹田先生はあの昭和のスパルタ時代にも指導を強制的に押し付ける指導から気づきや自立型への練習に切り替えた事も、今の我々のチーム方針に大きな影響を与えてくださっています。


当時から良い人材が他のスポーツへと流れてしまう危機感を持たれていた竹田先生は本当に選手ファーストの指導者でした。


公式戦ユニフォームやバックや練習用ユニフォームなど野球部全員が買い揃えることが今は当たり前の時代ですが、当時の東北高校はメンバーだけがその都度公式戦ユニフォーム、遠征バック、冬場はグランドコート、合宿などでの校章入りジャージなどの配給を受けて大会に参加しました。


大会が終わるとその全てを部に返し、また競争が始まります。

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メンバーに選ばれない限りあのユニフォームを着ることが出来ませんでした。

それだけ公式戦ユニフォームには重みがあり憧れでした。


あのユニフォームを着て球場入りをするだけで周りの高校生が道を開けます。

『東北が来た、東北が来た』とまるで別な次元から来たチームのように扱われました。


高校に入ってすぐの大阪遠征も飛行機で行き、甲子園大会の時に泊まる三ノ宮の常宿に34日での遠征も個人費用はかかりませんでした。


2年に上がる年の春の選抜甲子園出場が決まると春先の合宿は茨城県で一週間ほど行いましたがその合宿の費用負担もありませんでした。


竹田先生は甲子園に出場することで寄付金が集まりそれを毎年毎年大切使わせていただく事で野球部を強くして選手やチームに還元し、少しでも各家庭の費用負担を減らそうと考えてくださいました。

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意外かと思われますが甲子園常連校にもかかわらず練習着も絶対にこれで無ければならないという決まりはなく練習着は何でも良いという野球部でした。


今でもこんな考え方でチームを運営出来れば野球は金がかかるスポーツだなんて事は言われないと思います。


その考え方は今の浦和ボーイズの方針、理念そのものとなっております。


出来るだけ負担のない様に

お金も保護者の係や手伝いも


全ては良い人材の流失を防ぎ野球人口を減らさないための努力です。


チームの代表や監督、コーチ、スタッフが自ら雑用をやれば係や手伝いは減らせるはず

それがウチの代表の考え方です。


どうしても人手が足りなくて困った時だけ保護者の方々には手伝ってもらいます。

だからこそ、その時の保護者の皆さまはやらされるお手伝いではなく、チームの力になるならと素晴らしい力を貸してくださいます。


野球の基本、考え方の基本が竹田先生からご指導いただいたことが浦和ボーイズの全てに反映されています。


髪型ひとつ変わるまでに30年以上かかっています。


野球界が変わらないと野球がどんどん廃れて行きます。

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坊主にするとかしないだけでは無くて

もっと野球が楽しくなる様な仕組みを考えて野球人口が増えることを行わなくてはならないと思います。


我々は野球の素晴らしさを知っています。

そのためには厳しいことや辛いことを乗り越えてこそだという事も知っています。

だからと言って厳しさや辛さを真っ先に乗り越えさせようとしてしまうけれど、それはどうなのだろうかといつも思います。


浦和ボーイズでは厳しさや辛さを乗り越えさせるためにもまずは楽しさを先に教えようと思っています。


楽しさを知れば厳しさや辛さを乗り越える力になると思います。


厳しさを乗り越えさせるのでは無く

自分で乗り越える力を楽しさから学ぶのです。


変わらないと野球人口はますます減り続けて行くと思います。


野球を伝える大人が

やりたいこと

やれること

やらなければならないこと


今、本気で変わらなければならないと思います


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私は正真正銘のイップスです。

生粋のイップスです。


近くは投げられません。

もう肩がダメで遠くにも投げられません。


5年ほど前まではバッティング投手は出来ました。

力いっぱい投げればイップスは出ない時がありました。


今はイップスに加え肩が五十肩でダメです。


今考えると

高校時代の厳しい環境からイップスになったと思います。


ちょっとでもボールが逸れると罵声を浴びせられ、先輩から小突かれ

そんな毎日でした。


我々の高校時代にイップスという言葉は無く、自分でもなぜ近い距離が軽く投げられないのかどうして良いのかわかりませんでした。


高校時代はレギュラーではありましたが私とキャッチボールをしてくれる同級生は限られていました。

当然先輩からキャッチボールのご指名はありません。

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私は近い距離で加減が出来ないので相手の胸に投げるためには1球目から力を入れて投げないと投げられませんでした。


力を抜いて投げると相手の手前でワンバンしたり頭を越えてしまうのです。


近い距離から力いっぱい投げて来るヤツと誰がキャッチボールをしたがるでしょうか


ひとりだけ同級生に私とキャッチボールしてくれる心の広いヤツがいました。

文句を言いながらもいつも私とキャッチボールをしてくれました。

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ただ

血気盛んなあの頃

甲子園に行くことだけを考えていましたから近い距離が軽く投げられ無い事なんかこれっぽっちも気にした事はありません。

気にもなりません。

『しっかり捕れよ!』近くから全力で投げる私が相手を怒ります。

しかしそのスローイングではポジションが限られてしまいます。


今考えると

知らない、知識が無いというのは強みでした。

大学まで野球が出来たのは奇跡かもしれません。


1年ほど前にひとつ年が下の元横浜ベースターズで活躍した東北高校時代の後輩の中根君が浦和ボーイズの練習を見に来てくれた事がありました。


彼もプロ野球選手でありながら現役時代イップスで苦労しました。


まわりが面白がって『イップス同士でキャッチボールしてみてよ!』


これはひどかった

キャッチボールと呼べないし子どもに見せてはいけないものでした。


中根君からは

『先輩、ひどいっすねぇ』

お前だけには言われたく無いわ


イップスの彼からイップスのお墨付きをいただきました。

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イップスには技術的なイップスと精神的なイップスがあります。

まぁ私くらい年季が入ったイップスだともうどちらだかわかりません。


私なりにいろいろ本などで調べてみるとイップスとは症状を表すゴルフ用語です。

今はたくさんのスポーツでその症状をイップスと言います。


私はイップスは神経系の病気ではないかと思って調べてみると、、、

あったのです、病名が

「局所性ジストニア」という神経疾患。

音楽家にある病気で毎日毎日練習していて急に手が動かなくなる病です。


バイオリ二スト、ピアニスト、ドラマーなどがかかる病だと言います。

おそらくこれが俗に言うイップスの病名です。


真面目で一生懸命、神経質な人がなりやすいというところが精神的イップスと言われる所以かもしれません。

まさに私ですね。。。


自分がイップスだから追い込んだり追い詰めたりする練習は嫌いです。

出来ることをやらない時は叱りますがそもそも私でも出来ないことを出来なくて叱ることはありません。


暴投したことを叱るのではなくなぜ暴投したかを教えてあげなければ指導では無いと思います。

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自分の経験を生かし指導する。

だから私はチームからイップスになる選手は絶対に出したくありません。


どんな風にしてイップスになるかよくわかっています。

イップスの仕組みはわかっています。

それだけは絶対にしてはならないと思います。


イップスは投げることだけではありません。

大人の暴言でバットが振れなくなったり身体が固まりボールが捕球出来なくなったり、さらには自分の意見が言えない、言葉が出なくなるのもイップスだと思った方が良いのだと思います。


圧力をかける言葉や高圧的な態度は選手を萎縮させます。

萎縮はイップスです。

選手に必要なのは萎縮させる言葉では無く理解させるための説明です。


私はこの中学生に野球を指導する事で自分の野球を一から振り返ることが出来て幸に思います。


挫折して捨てた野球にまた拾われて自分の野球がどんなものだったのかを再確認出来た事は本当に幸せだと思っています。


自分にとっての野球とは

これを振り返ってまた正しさを突き詰めて指導して行きたいと思います。


イップスが無くなる野球界を目標にまた頑張ります!

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新チームになって

それぞれの目標やそれぞれがチームの中で自分の位置を模索する選手たち


人数が多い分

自分をどう生かして行くかを考え始めている様に見えます。


試合に出たい

活躍したい

レギュラーをとりたい

ベンチ入りしたい

このポジションで一番手になりたい


それぞれの想いを感じます。


9月から始まる新チームの公式戦では

2チームに分かれて

2大会に出場させていただきます。


まずは経験

それが目的です。

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夏の強化合宿で理解したプレーを

試合で対応出来るかどうか

身体が反応出来るかどうか


試合を通じてまた課題を探すことになります。


つい先月まではまだ3年生中心の活動でしたから2年生の中にはノンビリとしたゆる〜い空気が流れて見えました。


準備をさせても

練習の切り替えも

ひとつひとつの練習も


なんとなくゆる〜い感じの空気が


笑って流していた練習に見えていて

新チームになったら厳しく締めてやろうと拳をポキポキと鳴らしていました。


しかし

いざ新チームになり動き始めると

リーダーシップを取れる選手が多く

チームは良い方向に自然とまとまって行きます。


あれだけゆる〜い感じの空気が

張り詰めた空気に変わり

練習中に緊張感すら感じます。


空気が変わった事でゆるい空気に慣れていた選手はそのままではいられずチーム全体が緊張感のある空気に包まれています。


怠けてる選手を注意しようにも

怠ける選手はこの空気では自然といられなくなります。


休憩時間にはいつもの彼らに戻りますが一度練習になればまた空気が変わります。


オンとオフのしっかりした学年です。

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だから集中力が違います

吸収する態度が変わってきます。


人数が多いと集団の中に紛れて何もしない選手が必ず出て来ます。


でもこの新チームにはいません。

皆んな率先して前に出て隠れたりしません。


叱って手綱を締めようと何かアラを探しますが皆んなちゃんとやっていて文句がつけられません

私のペースにならない

悔しい


そんな風に練習を見ています。


練習試合は原則2チームに分かれて行います。

紅白戦なら3チームに分かれて巴戦にします。


今までに無い練習の仕方と練習試合の予定の組み方をしなければなりません。

それがワクワクして楽しくなります。


より良くより効率的に

考えることをやめないように

いつもと同じ、マンネリでは効果や満足度は上がりません。

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日曜日


練習試合を2つのチームにお願いしました。

日高にグランドをお持ちのチーム2チームと練習試合を行いました。


2年生のチームを2つに分けてそれぞれのグランドで二試合ずつやらせていただきました。


午前中と午後と一試合ずつ

私とヘッドコーチとでグランドを入れ変わり全選手を見て回ります。

練習試合を通じて選手の理解力を確認して行きます。


プレーだけでなく

ベンチでの声かけや気配り、準備など誰がチームのために動いているのか?

誰がムードメーカーなのか?

彼らの成長ぶりを確認します。


2チーム、ほぼ均等に分けているためチームの力は未知数ではありますが、与えられたチームの中でそれぞれが真剣に、そして競争の意識でプレーしている姿は指導している側としてはとても嬉しくなります。


まだ慣れない私との試合にチラチラとこちらを見たりする選手

正解を探っているのだと思います。


こちらを見る選手に笑顔で返したり、うなずいたり『大丈夫!』と声をかけてあげると安心するのか笑顔を見せる選手たちに『まだまだ子供だなぁ』とニンマリする私です。


練習は厳しく。

試合は楽しく。


試合中に細かい結果での指導や注意はしません。

技術的なアドバイスに止める事にしています。

細かい指導は練習でします。

練習していないことは試合では出来ません。


『なんで出来ないんだ?』

そんな言葉は試合中言っても何にもなりません。

出来ない事は練習で出来るようにする。

試合で試して出来なければまた練習すれば良いのです。

試合はため試し合いの場です。

出来ないこと、苦手なことを探る場です。


だからこそ全員試合に出してあげるのです。

試合で試せない選手は何をどう練習して良いのかわかりません。


全ての選手の成長のためにチームがあります。

自分で気づき自分で動ける人間になるたのチームです。


『浦和さん、今年も楽しみなチームですね。うらやましいなぁ。』

そんな風に周りから言っていただけます。


これは指導の力ではなくて選手の真面目な想いの強さ。

保護者の皆様のご理解とご協力、団結力の強さ。

これに尽きます。


それに応えるのが我々の役割だと思います。



ついに9月になりました。

公式戦が始まります。

新たな空気で新たなスタートです。


ワクワクがとまりません!!!

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