7期生の卒団式が土曜日に行われました。
3学年で選手は105名…
全員が揃う日も今日が最後になります。
全学年の保護者やスタッフを含め200名を越える式典になりました。
この式を終えると3年生は皆高校へと舞台を変えます。
一言で言うなら『大人』だったチーム。
真面目で自分たちで考えて行動出来る学年でした。
手もかからず我々指導者の意図をすぐに理解して動ける学年でした。
そしてとても仲も良くチームが一つになっていました。
浦和ボーイズ史上最高位の夏の予選大会埼玉県第3位を勝ち取り、関東ボーイズ大会やジャイアンツカップ予選など、たくさんの舞台で浦和ボーイズの名をとどろかせてくれた学年でもありました。
その3年生も卒団になります。
毎年卒団式は手作りで子どもたちが全てを仕切ります。
司会進行や寸劇など
皆選手たちが考えて行います。
私たちスタッフは裏方にまわり音響や舞台のセットなどを担当します。
スタッフの挨拶では、やはり込み上げて来るものがあり思わず声がつまります。
長い時間を共にして来た3年生の一人一人に思い入れがあります。
在団生による寸劇は会場を大爆笑のウズへと巻き込み、全ての人を笑顔にしてくれました。
浦和ボーイズの名物になりました、チームから卒団生へ贈る記念のDVDもスタッフで企画、構成し思い出を振り返りながらの上映です。
式の最後には卒団生から保護者へ2年半の感謝を手紙にしたため読み上げます。
これもまた我慢出来ずたくさんの涙を誘います。
卒団生からはスタッフに向けて今年も素晴らしい記念品をいただきました。
浦和ボーイズでの写真集です。
スタッフをはじめ選手一人一人のたくさんの写真が納められています。
浦和ボーイズでは一人一人が主役です。
限られた選手だけがスポットライトを浴びる訳ではありません。
選手みんなが輝いています。
楽しい時間はあっという間に流れてしまいます。
式が終わった後は記念撮影になります。
これも恒例なのですが3年生はチームからの贈り物の卒団記念Tシャツに着替えて写真を撮ります。
今年からTシャツも『ベースボールジャンキー』と言うブランドと浦和ボーイズのコラボレーションしたTシャツになります。
ベースボールジャンキーと言う犬のマスコットが浦和ボーイズのユニフォームを着てくれたプリントです。
選手や保護者からも評判が良く
『監督のセンスとは思えない…』とお褒めの言葉??をいただきました。
卒団式の終わりには3年生と最後のミーティングをさせてもらいました。
みんなと握手で名残惜しくお別れです。
卒団式後は大宮に場所を移して保護者の皆さまから謝恩会にスタッフ多数御招待をしていただきました。
60名を越える大謝恩会です。
ほぼ全ての3年生の保護者がお集まりくださって別れを惜しんでくださいました。
この日何より嬉しかったのはこの謝恩会でいただいた保護者のご挨拶でも、卒団式でいただいた保護者のご挨拶でも、卒団生からの言葉の中にも
浦和ボーイズでの2年半
人間力…
人間性…
人として…
そういった言葉をたくさん聞く事が出来ました。
我々が伝えたい事を理解していただいています。
さらには謝恩会で保護者の代表の方の締めのお話では
『皆さん卒団したらチームへの恩返しをしましょう。
浦和ボーイズへの恩返しはこれからも変わらず大人と子供の成長です。
今後も人間力を高めるために一生懸命努力をし続けましょう。
それがチームへの恩返しです。』
そんな風に言っていただけました。
涙が出ました…
本当の理解を感じられて感極まってしまいました。
子どもたちだけでなく保護者の皆様との信頼関係が、絆がチームを強くしてくれました。
我々スタッフもまだまだ成長をしなければなりません。
もっともっと人として高みを目指さなければなりません。
立ち止まったり満足したり過信したりしたらすぐにチームはダメになります。
歴代の卒団生たちと保護者の皆様が造ってくれたこの浦和ボーイズをいつまでも良いチームとして継続するために
我々残されたスタッフが人として成長し続けることが大切だと思います。
今年もたくさん勉強させていただきました。
経験は人を成長させてくれます。
反省もたくさんあります。
失敗もたくさんありました。
でもまた前に進みます。
より良いチームになれるように…
翌日の日曜日は通常練習でした。
卒団式が終わりホッとしたのか
ぽっかりと穴が開いた様な気になります。
もうすぐ今年も終わります。
この日は年内最後の全体練習になりました。
練習の最後にはグランドを清め
グランド納めを行いました。
年内は皆様には大変お世話になりました。
来年も変らぬご支持をいただけますよう心からお願い申し上げます。
ありがとうございました。
また来年よろしくお願いいたします。