2017年01月

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土曜日の練習は風が強く寒さが身にしみる日でした。
それでも選手たちは一生懸命汗を流し真面目に練習に取り組んでくれました。

昨年の選手よりもストイックな選手が多く、あまり大きな声は出ませんが練習は黙々とやる選手が多いのが新チームの特徴かと思います。

皆んなあえて厳しい練習を選び自分を追い込んでくれるので逆にオーバーワークに気をつけています。

練習はウソをつきません。
地道な努力と練習は必ず力をあげてくれます。
継続するか、しないか…
精一杯やるか、やらないか…
それがどれだけ自分の力になるかを皆んな分かりつつあります。

他のチームも厳しい練習をしているはずです。
負けないだけの質の高い練習を選手に課しています。

子供たちの頑張りを見て
保護者の方々が動いてくれました。
当番や係の無いチームなので父親たちが有志で動いてくれます。

グランドからボールが出てしまうので
実践的な練習があまり出来なかったのですが、グランドに合わせて大きなゲージを作ってくれました。

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これで紅白戦や一本バッティングのような試合形式の練習が可能になります。

日曜日の練習は3月並みの暖かさ…
この気候なら実践練習をしても大丈夫だろうと試合形式での練習で出来立てのゲージのお披露目となりました!

グランドにはたくさんの規制があって難しい事ばかりでしたが
諦めず皆さんで知恵を出し合い作成してくれました。
常設は出来ないので子供達でも設置も楽に出来、片付けがし易い様に軽量化されています!
感謝と感激でいっぱいです。

専門家がいない中で材料を仕入れ作ったゲージなのでたくさんの不安がありました。

絶対代表と私には出来ません…
チームを立ち上げてすぐにホームセンターで購入して来たパイプと網でネットを作りましたが、打球が当たるたびに変形し最終的には元の形が分からなくなるほどで…
本当に不器用な二人です。

そのため
すぐ壊れたりしないかなぁ
風で飛ばされたりしないかなぁ
そんな不安もあったゲージですが
使ってみると素晴らしい出来栄えです。

お披露目では
打球がゲージに当たるたびに後ろで観ている父親たちから拍手が起きます⁈

良いバッティングに贈る拍手では無くゲージの完成度の高さを誇る拍手です。

ドヤ顔で私の顔を見る父親チーム…

このままだと高い請求書が回って来てしまいます。
何とか難癖を付けて値引きさせなければなりません。
しまいには人件費代りに一杯おごれと言ってます…
ヤバいなぁ
どっか穴でも開けようかなぁ…

そんな事を考えていたら
完成度が高く出来上がりが良かったため気を良くした父親チームは普通サイズのバッティングゲージも一つサービスで付けてくださいました!

ウチのジャパネット浦和はなかなか良い仕事をしてくれます。

選手の皆んな
これは当たり前の事では無いのだよ。
保護者の皆さんが選手皆んなのために
練習の環境を整えてあげようと一生懸命作ってくれたのだよ。

人の想いや人の気持ちをしっかりと理解してくださいね。
感謝の気持ちを態度で表しましょう!

これで今まで以上に練習の効率が上がります。
この思いに応えられるよう皆んなで頑張ります!

ありがとうございます。

ps
体験練習も増えて来ています!
皆さん是非ご参加くださいませ!

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選手達をやる気にするのも
やる気を無くすのも
言葉の力が左右します。

良い言葉は相手を笑顔にし
やる気を出させます。

悪い言葉は相手を暗くし
やる気を失わせます。

言葉には霊(たましい)が宿り
これを言霊(ことだま)と言うそうです。

口から出た言葉は相手にどんな力を及ぼすのかは考えて話さなければなりません。

考えの無い言葉は相手をキズ付けたり信頼関係を崩したりします。
いつも気をつけようと思っています。

私は話をする前に
話のゴール(目的)を考えるようにしています。

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選手達に何を伝えたいのか、何を理解してもらいたいのか…
理解してもらいたい事がゴールならば彼らを嫌な思いにする必要はありません。

それでもあえて厳しい言葉を使う時はあります。
こちらの本気度を伝えたいために厳しい表現を使うことはあります。

一番大切になるのは彼らが納得するかどうかです。

大人が『わかったか?』と聞けば
選手は『はい』と言います。

これは言った大人が『はい』と言う返事を言わせただけで
納得し理解した『はい』と言う返事ではありません。

その返事の意味や彼らの気持ちをわかるようにならなければいけないと最近よく思います。

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子供たちはとても素直です。
大人をよく見ています。
自分の話をキチンと聞いてくれる大人の話はよく聞きます。

逆に頭ごなしに決めつけたり
怒っている人には返事はしますが心はありません。

『これ以上怒らせないようにとりあえず返事をしておこう…』
そんな風になります。

同じ伝える言葉でも彼らに素直に聞いてもらえる方が良いはずです。
彼らが聞いてくれる言葉を選ばなければなりません。

彼らは絶対に逆らえません。
逆らえない立場の人間に頭ごなしに話すのは理不尽だと感じます。

さらには彼らは
大人は人には言うが
自分はやらない生き物だと思っているかもしれません。
自分が子供の頃を思い出せばよくわかります。

だからまずは信頼される大人になるためにルールを守る大人でいようと思います。

時間を守る
約束を守る
決めた事はやる

そうでないと言葉に霊は入りません。
上部だけの言葉は響きません。
霊の無い言葉は相手に入りません。

子供と大人…
双方が認め合い信頼関係が出来るから
言葉に霊が入り相手に伝わるのだと思います。

言葉の力は人間性なのかもしれません。
良い言葉を使い、良い空気の中で野球をしたいと思います。

嫌な言葉を使うと
形が変わっても嫌な言葉で自分に返って来ます。

まだまだ修行が足りません…
でも気がついて立ち止まり考えて
またやり直し前に進みます。

そんな事を考える今日この頃です…

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新年を迎え4月から2年生は最終学年の3年生になります。
本年度の年間予定も決まり2017年も動き始めました。

日曜日には埼玉県支部の新年会が行われ小学部、中学部の各チームのスタッフの皆様が集まり300名近い新年会です。

一年の始まりに各チームの監督様やスタッフの方々にご挨拶をして回ります。

雑談の中で今年の戦力や新入団選手の状況確認など情報収集をして行きます。

新たな団員確保はどのチームも大きな課題です。
我がチームも楽観視は出来ません。
体験練習に来てくれた選手たちに精一杯チームの魅力を伝えて行きたいと思っています。

うちも含めてどのチームもチームの評価や評判は気になるところだと思います。

今の時代、ネット社会ですから
知らない所で知らない人が何をつぶやいているのかわかりません…
それが正しいとか間違っているなどは関係なく出てしまいます。

正しいチームの評価は在団生やOB、その保護者がしてくれます。
口コミの強さは絶大です。

強いこと
正しい練習をすること
厳しい練習をすること
グランドがあること

などなど
人それぞれ評価や価値観は違っています。

より良いチームに発展するために
チームのあるべき姿を常に考えます。

野球界は古くから封建的でややもすると一般常識から外れるようなところもあるように思います。

例えば我々も過去には軍隊の様な野球部時代があったり
上下関係が驚くほど厳しかったり

そう言った感覚を今の時代に合わせ普通にしなければいけません。

評価をしてくれる人たちが皆んな昔の野球経験者や野球界の理解者とは限りません。

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浦和ボーイズの代表はよく言います。

『チームの中では代表や監督、コーチは偉い人だと思われる。
でも社会に出たら我々より社会的地位の高い保護者の方々ばかりだよ。
だからこそ失礼の無い様にしなければならない』

また…
『チームに子供を預けるのは人質を取られてるのと一緒。
子供がいる時に悪く言う人はいないよ。
言うとしたら卒団してから言うだろうね。
でもうちは卒団しても悪く言われない様に子供を預かっている時から精一杯やる。精神誠意やる。
ベストを尽くすんだよ。
そうしたら卒団してから悪く言う人なんかいないよ』
いつもそんな話をします。

そう言う話に共感してスタッフがたくさんお手伝いをしてくれます。

ウチには社会的にも人間的にも素晴らしい副代表が3人います。

団員の多いチームのため大会等でチーム責任者として帯同していただくため人数が必要なのです。

野球経験の無い普通の感覚の副代表たちですから少しでも野球カブれの事があれば監督もコーチもお叱りや注意を受けます。

保護者の方々も監督やコーチには言いにくい事もあるかもしれませんが野球経験の無い3人の副代表には相談がしやすいと思います。

まだまだ未熟なチームなので保護者の方々からの改善案なども副代表に上がってきます。
取り入れるべき物は取り入れてより良いチーム運営を目指しています。

チームは代表の物でも
監督の物でもありません。
だから誰かのエゴで何かが変わったり決まったりしません。

スタッフミーティングをマメに行い意思の統一を図り、
いつもチームが間違った方向に進んでいないかを確認し合いながら進めています。

しかしご機嫌取りや人気取りではありません。
チームの方針や理念に合わない言動は保護者にも厳しく対応します。

一生懸命やってもまだまだ完璧ではありません。
選手も保護者もスタッフも
気持ち良いチームになれば必ず三位一体になれるはずです。
三位一体になれればもっともっと強いチームにもなれるはずです。

そうなれば自ずとチームの評価も上がるはずです。

そこを目指してまだ頑張ります。

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昨年の卒団式の記念DVDをYouTubeにアップいたしたした!
浦和ボーイズ6期生の成長記録をぜひご覧になってくださいませ!

https://youtu.be/P9zPH4LMBHI

さてさて
新年を迎え全体での活動を開始いたしました。
まずはグランド開きをして近くの神社までお詣りに行きました。
それぞれの願い事を胸に今年もスタートです。

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年末から思いのほか暖かくしっかりとボールを使った練習が出来ます。
しかしこの時期はトレーニングがどうしても欠かせません。
寒ければ諦めもついてトレーニングばかりで汗を流す事を優先しますが
こう暖かいとついついボールを使った実践的な練習をしたくなってしまいます。

それでも投手陣は別メニューで過酷な走り込みやトレーニングをコーチから厳命され悲鳴をあげていました。

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今年は楽しく厳しいトレーニングを乗り越えようと選手たちは練習の切り替わるタイミングでキャプテンからのミーティングをマメに行っている様です。

やらされる練習では無く、自分たちで考えて納得して動いて実行出来つつあります。

体験練習の参加者や申し込みも増えて来ています。
グランドは益々賑やかになります。
体験練習は普段通りの練習に参加してもらい練習を実感してもらいます。

一度だけでなく何度でも参加をしてもらい、どんなチームなのかを感じてもらいたいと思っています。
チームの雰囲気や何を大切に練習をするチームなのかを見て頂きたいと思ってい ます。

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皆さん育成チームだと評価していただいているようですが
中学生が野球の技術を高めるためには心・技・体のバランスがとても大切だと思っています。

オーバーワークでケガや故障をさせないように…
無理やり上からやらせる練習にならないように…
自立を促し考える力と行動力があがるように…
正しい身体の使い方が身につくように…
そして何よりワクワクする野球であるように…

そうやって考えていると急がば回れになる練習や指導するタイミングを考える時もあります。

中学生時代は身体の大小が激しく体力的に差は出ますが
正しい練習をしていれば高校生になって身体が出来て来るにつれて活躍出来る選手がたくさん出て来ます。
それぞれが自分たちの選んだ高校で結果を出せるようになります。

そんな理由から育成チームと言われる事が多いように思います。

今年も選手一人一人がグランドでワクワクする野球を体感出来る様に努め
型にはめる指導はしない様に選手との対話を大切にして指導をして行こうと思っています。

興味のある方はぜひグランドに遊びに来てください。

私たちの考える厳しさとはやらされる練習ではありません。
身体の限界を越える事ではありません。
自立に向けてやるべき事を継続してやる事。
自分で考えてやること。

この中学生時代に自立が出来る考え方が持てれば成長のスピードは驚くほど上がります。
人間が成長すれば野球も上手くなります。
そうすると高校に行っても苦労はしません。
やるべき事に気がつき
やるべき事を実行し
継続する習慣が身についているからです。

だから皆んなグランドに集まってくれます。
皆んなで成長したいと思います。
これがチームの価値観なのです。


今年もどんな出会いがあるか楽しみにしております!
ぜひご参加ください。
お待ちしています。

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新年最初のイベントは恩師竹田先生の会、東京竹友会への参加です。
毎年の恒例行事、今年で21回目を迎えます。
先生の歩んでこられた東北高校、仙台育英高校、國學院大学の教え子たちが一同に集まるOB会です。

この会の司会進行役は浦和ボーイズ代表が先生からのご指名により行います。

毎年浦和ボーイズの1年生もお招きいただいて参加させて頂きます。

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プロ野球の現役選手やOBも多数参加され会は華やかになります。

この会ではたくさんのイベントがあります。
その中でも子供たちのお目当は
『世界一安いプロ野球選手のグッズオークション!』です。

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司会は東北高校OB、元横浜ベイスターズ中根君!
その横にはアシスタントとして昨年日本一になった國學院大学OB、日本ハムファイターズの矢野君と
國學院大学OB、楽天の嶋君が盛り上げてくれます。
たくさんのグッズに浦和ボーイズの子どもたちもお年玉を握りしめオークションに参加していました。
中根君は子どもには値段が上り過ぎないように加減して安く提供してくれますが…
ひとたび大人が手を上げようものならアオリにアオリ
高い金額で競り落とさなければなりません。
子どもたちは間近にいるプロ野球選手にドキドキしながら瞳を輝かせていました。
良い思い出となった事だと思います。

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毎年竹田先生から頂くお話がありますが、今年は質問コーナーとしてお話を頂くことになりました。
事前に幹事会に提出させていただいたOBたちからの質問の中から時間が許す限りの回答とお話をいただきました。

『伸びる選手の条件は?また伸び悩む選手の特徴とは?』

『長くご指導された中でノックを打つ時に先生が大切にされていることは?』

などなどたくさんの質問に先生は一つ一つ答えてくださいました。
子どもたちにもわかりやすく
野球以外の人にも社会人として上司として通ずる話をしていただきました。
その中でも『指摘』と『指導』を間違えてはいけない。
この言葉が私の心に突き刺さりました。
さらに
『指導は対話、一方的な指導は全く意味が無い。お互いの信頼関係と対話が無ければ指導は成り立たない』
と教えていただきました。
改めて今までを振り返り自分の情けなさを感じました。
自分は子どもたちと対話は出来ていただろうか…
指摘ばかりでは無かっただろうか…
反省ばかりです。

毎年新年に先生のお話を聞いて
新たな気持ちと今年の課題を明確にさせていただきます。

いくつになっても身の引き締まる言葉をいただける恩師がいることはとても幸せなことです。
今年も竹田野球の名に恥じぬ様精進したいと思います。
ありがとうございます。


今年も会は大盛況!二次会、三次会へと流れて行きます。

三次会はなぜか毎年一つ下の後輩と二つ下の後輩とで飲みに行きます。
気心の知れた後輩たちです。
厳しい野球部で上下関係も厳しい時代でしたが
当時から意外と仲が良く、今でも仲良くしてくれる後輩たちがいます。

毎年毎年同じ話をして盛り上がります。
それでも腹を抱えて笑います。

厳しい時代の野球だったからこそ強い絆で結ばれ、いまでは本当の弟たちのようです。

また一年が始まったなぁという日です。

今年こそは…
今年こそは…
そう思います。
また成長出来る一年にしたいと思います。
皆様よろしくお願いいたします。

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