2015年10月

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いつもは二年生の試合に帯同させてもらっていますが今日は1年生の大会を担当しました。

真新しい公式戦ユニフォームに緊張気味の1年生たちを見て、なんと初々しく思わず笑みがこぼれます。

2年生になると慣れが出てリラックスムードが伝わってきますが1年生はまだまだそんな空気にはなりません。

この1年生の公式戦の目的は全員に試合出場をして経験してもらう事が一番の目的です。

スタメンはすでに緊張気味…
ベンチスタートの選手も自分の出番まで緊張して待っています。
ガチガチの彼らを見て思わずまた笑ってしまいます。
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身体も小さく可愛らしさの残る1年生が一生懸命頑張っている姿に野球の原点を感じます。
ここから本当の厳しい勝負の野球が始まります。

1年生は基本的な練習がまだまだ多く連携プレーやセットプレー、変則的なプレーなどの練習を
じっくり出来ていません。
さらに中学生になって初めての希望ポジションで経験薄のポジションの選手もいます。
出来なくて当たり前です。
出来なくても全然OKです。
出来ない事を知る為の試合でもあります。
楽しく思い切りやってくれれば良いと思い送り出します。

それでも1年生たちは勝ちたいと懸命にプレーしてくれます。
先取点を取ったものの逆転され追いかける形になり同点打の三塁打が出たり、
相手の制球が乱れ逆転に成功しました。

最終回
ワンアウトランナー三塁とピンチを迎えますが踏ん張り公式戦初勝利を掴み取りました!

子供達みんなで喜び
満面の笑みです。
ベンチワークなどほとんどありません。
選手たちの力で勝った試合です。

それでも出来ない事がたくさんありました。
バント守備や牽制球、ランナーの動きなど課題はたくさんありました。

グランドに戻り早速出来なかったプレーの反省をして練習します。
課題が明確になった選手たちは真剣に練習に取り組みます。
毎年毎年ここから始まります。

2年生になると精度を高めさらに新しいセットプレーなどにチャレンジして行きます。
こんなサインプレーがしてみたい。
甲子園で観たあの変則プレーをやってみたい。
自分たちでサインを作り練習しています。
練習試合で急に試したりする2年生に驚かせられます。
『いつの間にあんな事出来るようになったんだ…?』
自分たちでやろうとすることはモチベーションも高く、吸収も早くなります。
乱用してはダメだよ。
と注意はしますがここ一番で決まれば大きなプレーです。
彼らのやる気を削がないように見守ります。

こうやって公式戦のおかげで選手たちの成長があります。
出場している選手をベンチスタートの選手は応援しサポートする。
途中交代で今度はベンチに下がった選手が応援しサポートにまわる。
みんながみんなで試合をします。
この経験がチームを作ってくれます。

今年も楽しみな選手の多い1年生。
今日は私が一番楽しませてもらいました。
ありがとう!

次の試合も全力で頑張ってくださいね!

いつもながら父母の皆様のご協力には感謝いたします。
我が子ばかりでなく同じ学年の選手みんなにご配慮をいただけます。
『やれる親がやるから大丈夫ですよ』
そう言っていつもチームを助けていただける父母の皆様に頭が下がります。
ありがとうございます!

今後ともよろしくお願いいたします!
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秋季大会は1年生2チーム
2年生2チームの4チームともに
残念な結果で終わりました。

各チーム頑張ったと思います。
1年生は経験を積むためと目的がはっきりしているため勝敗はさておき…
2年生はなかなか結果に結びつきません。

ただ…
悔しくて悔しくて…

練習や練習試合の様に力を発揮出来れば何て事はないはずなのに
本番に弱い…
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指導者としての責任も重たく受け止めます。

彼ら選手なりに一生懸命なのでしょう…

しかし野球は勝負事です。
やるからには結果を出さねばなりません。
まだ本当のチームワークが出来ていません。
仲間のミスを、仲間のピンチを皆んなでカバー出来ません。


何度でもやり直します。
彼らの目の色がかわるまで何度でも…
素晴らしい可能性を秘めたチームなだけにここは踏ん張り所です。
もう一度初心に戻ってやり直そうと思います。
選手たちも結果を真摯に受け止めて覚悟を決めてくれるはずです。


しかし残念なことばかりではありません。
以前別なチームで指導していた時の教え子とうちの一期生で今大学生の教え子が
コーチとして帰って来てくれます!
こんな嬉しい事はありません!

選手との年の差も少なく良い兄貴分としてチームに新しい風を吹き込んでくれるはずです。

浦和ボーイズマインドを持ったスタッフが増えます。

細やか指導や気配りが出来るようになります。

選手たちには強い味方になります。

来月には春の全国大会の予選が始まります。
時間はありませんが実力を出し切れる様に頑張るだけです。

今までの反省をふまえて覚悟を決めて臨みたいと思います。

皆様のあたたかい応援をよろしくお願いします。
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週末から始まる秋季大会

この大会は埼玉支部内の大会のため
複数チームを出す事が出来ます。

我がチームは2年生2チーム
1年生2チームの合計4チームを出場させていただきます。

全員に大会に出場してもらい経験を積んでもらうためです。

なかなか公式戦に2チーム出せるチャンスは無いため今回は本当に良いチャンスをいただきました!

その大会に備えて2年生は今週も練習試合を行いました。

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3チームが集まり変則ダブルヘッターです。
2試合目、3試合目の試合に参加させていただきました。

朝の準備はしっかり出来ました。
自分たちで考えてやれるようになり始めました。

後は結果をきちんと出すだけです。
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しかし…
1試合目はミスが続き大敗…
投手4人も制球に苦しみボール先行
テンポが悪く試合を作れません。

打撃もつながらず課題の多い試合となりました。

2試合目はミスから先取点を取られ
追いかける形に…

やっと中盤にビックイニングを作れて逆転。
打者一巡、全員安打で打ち勝ちました。

大量得点よりもバントをきちんと決めてくれた事が何よりでした。

練習の成果が少しずつ出て来ています。
打撃は水ものです。
打てない時もあります。
バントや走塁の様な細かいプレーを疎かにしないゲームを常に心掛けて欲しいと思います。

ゲーム中も厳しい要求を選手全員に課しています。

そのため楽しい試合とは行きませんが、少しずつ課題に応えられる様になっている彼らがいます。
そしてまた一つ上のレベルの要求をします。

大丈夫。
彼らはそれを理解してまた一つ階段を上がってくれる力があります!

まだまだ低い目標をクリアして満足してしまいますが
君たちはそんなもんじゃない!
まだまだいけるよ!

だから今は厳しく細かく課題を出します。

経験に勝るものはありません。

年内はこの大会を含めて残りは2大会。
どこまで戦えるかわかりませんが精一杯頑張りましょう!

手応えは強く感じています。
いつでも安定した力を出せるようになってくれればと練習に磨きをかけます。

やれると信じて…
出来ると信じて…

熱くなってください!
本気になってください!
厳しさの向こう側に本当の楽しさや
充実感があります。
それを体感してください!
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写真は2年生と1年生の60名…
やっときれいに足も揃うようになりました!
いつ見ても壮観です!



先日
BCリーグ、独立リーグの方とお話する機会があってそのお話の中に気になることがありました。

その方の所属しているチームのエースで勝ち頭の選手
年齢はまだ27歳
なのに退団を決めたと言うのです。

『エースで実績もあるのに辞めるのですか?』

『27歳でプロから声がかからなければもう意味がないでしょう』

『もう第2の人生を考えなければなりません。あと1年、あと1年と先へしがみついても
プロは次の若手に期待をしますから…』

我々の後輩の中根君
(元近鉄→元ベイスターズコーチ)のいとこ
中根佑二君
(仙台育英→東北福祉大→ヤクルト)も今年ヤクルトを自由契約になりました。

中根佑二君は膝、肩、肘、と怪我につぐ怪我に泣き4年間のプロ生活で
一度もマウンドに上がる事無く退団となります。
やはり26〜7歳の若さでの退団です。

無念だと思います。
悔しいと思います。

そう考えると現役で夢を追いかけて野球をやれる年齢は本当に短い…
夢を見られる時間は短い…

今、13〜15歳の中学生たちに野球を指導していますが
あと12〜15年しか夢を追いかける時間が無いという事…

現実を感じると本当に厳しい世界なんだなぁ。。。

27歳から野球を諦めて違う道を選び新しい人生を歩く。
残りの人生の方が遥かに長い…

改めて中学生への正しい指導をしなければならないと感じます。

心技体…
考え方や想いの大切さ→頭・心の強さ・気持ちの強さ
壊れにくい身体作り→体幹の強さや柔軟性
食べる事の大切さ→体質改善・強い身体を作る
正しい基本的動作→故障しない技術


幼い時に着いたクセは良きも悪きも染み付いてしまいます。

それは野球も食事も体質も考え方も一緒です。
中学生でもそのクセを修正するのは大変な作業です。

食べる事も練習も勉強も好き嫌いを無くし、当たり前の事を当たり前にやれる様になって欲しいと思います。

1日でも多く夢を追いかける時間が長くなる様に…

そして夢を諦めなければならなくなってからの長い人生に
健康で素晴らしい人間としてだれからも好かれる人になれる土台になる様な練習を
今の中学生のうちに少しでもヒントになればと…

我々は指導者として野球に関わることが出来て
真っ直ぐな子供達と夢を追いかける事が出来て
笑ったり、怒ったり、叱ったり、涙したりと…
最高な幸福を野球からいただいています。

その野球に恩返しなんておこがましいけれど、少しでも何かお役に立てれば良いかと思っています。

野球が上手くなるのはもちろんですが
野球を通じて人として成長出来るお手伝いをさせていただいて
長い人生のちょっとだけでもプラスになれば嬉しいなぁ

みんなが成人して
我々指導者はおじいちゃんになって
一緒にお酒なんか飲みながら昔話が出来たら最高な人生です!

しかもこの年になって高校時代の同級生と後輩とまた集まって野球が出来るなんて夢にも思いませんでした。

長い人生
何が起こるかわかりません。
何が起きても大丈夫な様にしっかり準備をしましょう!

我々指導者もまだまだ勉強不足。
もっともっと勉強してこれから先の準備をいたします。

だからチームは指導者も親も子供たちも
みんなで修行なんです!

野球の神様に好かれるように
長い人生、頑張りましょう!
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グランドの水没で倉庫のバットがだめになりプロ野球関係者様からいらなくなったバットの寄付を
いただきました。
皮のグリップを巻いて使わせていただきます。
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さらに練習用バットを新調いたしました!
またがんばってくださいね!


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久しぶりに社会人野球部のグランドでの練習試合。

強豪社会人チームだけに素晴らしいグランドです。
グランドキーパーさんも三人いらっしゃいます。
子供たちにはもったいないほどのグランド環境です。

前回の練習試合で少しだけ見せてくれた強い気持ちの野球が継続して出来るかどうかが
課題の今週の練習試合…

グランドをおかりしているため時間の都合もありますので時間制限をつけての練習試合を三試合行いました。

1試合目…
前回の練習試合に出してあげられなかった投手が意地のピッチングで68球と言う
省エネピッチングで完封勝利!
ここ数試合の練習試合でメキメキと頭角を表してくれています。
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しかし勝利とはいえ得点が少なく
ここぞというチャンスを何度も凡打し、なかなか苦しい試合です。
チャンスをものに出来る打線にして行く事が今後の大きな課題だと思います。
しっかりととらえた打球でアウトなら納得も出来ますが
簡単にフライをあげる選手達ばかりに練習での甘さを感じます。
私自身の指導の甘さを反省します。
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2試合目
接戦でしたが惜しくも届かず敗戦。
走塁や打球の判断など
細かさに課題を残します。

3試合目
体力の無さから集中力に欠けるプレーの連続です。
野手はボーンヘッド、たび重なるエラー…
投手はこれまでの練習試合の反省無く、同じ失敗の繰り返し…
また大量失点で負けました。
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本人たちが投手をやりたいと申し出て練習をしているので
その成果を試してもらいたいため試合のマウンドにあげます。
やりたいことなら頑張れるはずだからです。
頑張って練習してきた事を練習試合で試してもらいたいからです。
しかし自信を持って投げる練習がまだまだ足りません。
結果に繋がる練習になっていないのです。
自分で自分を律して努力するしかありません。

しかしそんな中にも
結果を出せる選手も何人か出始めました。

共通しているのは
一生懸命野球をやる選手
我武者羅に野球をやる選手
見ていて野球が大好きだとわかる選手
直向きさが結果へと繋がって行きます。
結果が出る事でモチベーションも上がります。
モチベーションが上がれば継続して努力出来ます。
何とかその状態まで全員を持って行きたいので練習試合は全員に出場機会をたくさん与えて
成功体験へとつなげて欲しいと願っています。

まだまだ幼い野球です。
勝っても負けても試合に出られれば良い…
楽しければ良い…
そんな空気がありますが
中学野球もあと1年ありません。
高校野球のためにも厳しい勝負の世界なんだと感じてもらうことも必要なのです。

悔しさを強く持って欲しい
悔しさをバネにして欲しい

貪欲に野球に向かって欲しい
野球に欲張りになって欲しい

諦めないで立ち向かって欲しい
それを信じて継続して欲しい

みんなが持っている高いポテンシャルを引き出すためにはその意識の改革が必要です。

秋も深まって寒くなってきました。
年内公式戦も残りわずか
やれることはやりきりましょう。

今しか頑張れる時期はありませんよ!
今取り組んだ事は3ヶ月後に結果として現れます。
春までたくさん苦しみましょう!
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