2014年11月

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今年も始まりました!
元祖浦和ボーイズ恒例ヒップホップレッスン!

プロのダンサー〓橋本龍一先生(政治家みたいな名前なのに…)が来てくださいました〓
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若い先生なので子供たちの心をつかむのも上手でバク宙や高速で回るブレイクダンスを披露!
子供たちはすげぇ~ヤベェなどと拍手喝采です。

ダンスレッスンの目的は柔軟性や体幹、さらにはリズム感を養うために行いますが
一番大切な事は表現力です。
どうしても恥ずかしがる年頃ではありますが物怖じせず人前で自分を表現出来る様にならなければ
野球も上手くならないし、自立も出来ません。

先生はプロですからそれは厳しく優しく丁寧に指導してくださいます。

ジャンルは違えども本気でダンスをやっているプロの取り組みや
スタイルに触れられることも子供たちには大切な事です。
 
アイソレーションと言う基本からアップ、ダウンのリズムの取り方など2時間のレッスンですが
普段使わない筋肉や関節が悲鳴をあげます。

野球に必要な関節の可動域の柔軟性をやしなえたり体幹トレーニングになったり、
素晴らしいレッスンになりました。

最後はグループに別れて発表会!

照れないで身体をリズミカルに大きく動かせるようにが課題です!

本当に良い先生に巡り会えました!
この先生との出会いもミラクルでした。
何かのご縁があって出会えた素晴らしい出会いです。
今後は一曲通して踊れる様にご指導頂きます!
先生よろしくお願いします。

午後からはグランドでの練習です。
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グランドでは創立当初より仲良くさせていただいているTボーイズさんとの合同練習です。

子供たちはすぐに仲良くなります。
本当に微笑ましい光景です。
チームは違っても野球でつかながっています。

普段は敵として戦いますが、こんな風に合同練習すると楽しく仲間意識が芽生えるから不思議です。

今後とも練習試合よろしくお願いします

急に寒くなりました。
今年も残りわずかですが精一杯がんばって行きましょう!




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最近の我がチームの子供たちには負けず嫌いの子が少ないように感じます。

自分の立ち位置を勝手に自分で決めてしまいそれ以上は望まない…

当然努力は少なくなります。

夢や憧れはあっても、どうしてもそうなりたい訳では無く、あわよくばなれたらいいかなぁ…くらいの感覚。

素直で優しい性格な子供たちばかりですが厳しい中に自ら身を置こうとはしません。

親も子供たちを守るために
『無理しなくていい、あなたらしくいられる方がいい』
と言う言葉をかけてしまうようです。

子供たちはその言葉の本当の意味を理解せずいつも無理をしなくなります。

これでは負けず嫌いの心も自立も遅れてしまいます。

負けず嫌いは人に負ける事を嫌うのでは無く
自分に負けるのが嫌なのが正解だと思います。

我々の子供時代の親はスパルタでした。
うちの母親などは平気で頬を平手打ちする人でしたし、自分で決めたのだから最後までやり抜けと
辞める事を許さない人でした。

だから中学卒業と同時に高校の寮へ入れられて、
何も知らない私は楽しい寮生活が始まるなんて思って趣味のフォークギターを寮に持参したほどです…
しかしフォークギターは先輩たちの逆鱗に触れてしまいそれはそれは目をつけられて大変でした…

そこから長い寮生活の不自由さや理不尽さを親にいくら話したところで
助けてくれないのはわかっていましたし… 残された道は耐えるしかありませんでした。

私たちが特別な人間だったわけでは無く、逃げ場がなく、覚悟を決めて
持っていた負けず嫌いな性格が幸いしたのだと思います。

そのおかげで今ではチームの指導者としてこの歳になっても一緒に野球に関わる事が出来たり、
年に一度のOB会を仙台で行う事が出来たり、
あの時の苦しさや厳しさを乗り越えられた賜物だと思っています。

今でも高校の同期生と一緒にいられて楽しいと感じるのも、
苦しく厳しい時代を共に乗り越えられた、その時間を共有したからこそだと言えます。

みんな今でも負けず嫌いです。
仕事でも、草野球でも…

仲間に1年に1度のOB会で会うためにいろいろなものに負けないで生活して会に参加します。

歳を取って感じるのは…
選択肢が楽な選択肢と困難な選択肢があるのならば、
困難な選択肢を選べる大人になりたいと思うようになりました。

楽な選択肢は一見今の時代、賢い選択だと思われます。

でも困難な選択肢を乗り越えられたその先にある素晴らしさは
経験したもので無ければ分からない世界です。

心や身体を壊してまでやれとは言いません。

でも自分の限界を低い所で決めてしまわないであと一歩だけ、もう一歩だけ
昨日より先へ自ら進んで欲しいと思います。

この中学生時代になんとか負けず嫌いの心を持って卒団して欲しいと願っています。

その強い心を作るために浦和ボーイズでは楽しさも厳しさもあるチーム創りをして
サポートして行きたいと思います!

負けるな   自分に…



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週末に全国予選大会が行われました。

残念ながら一回戦敗退です。

力を発揮出来ず自ら自滅してしまいました。
負ける時はちょっとした歯車のくるいが大きくなります。
そして小さなミスが重なり合います。
そこを断ち切って早く立ち直った方が勝者になるのだと思います。

必ずミスはあります。
ミスを最小限に食い止める心の強さ、負けたくないと思う気持ちが強い方に勝利は傾きます。

分析すると
突発的に起こるプレーに弱く反応出来ない事…
練習の足りなさ
相手を過大評価しすぎること
そんな風に思います。

普通にやっていれば勝てる実力もあるはずなのに…

冷静に次のプレーを考え予測し準備の出来るチームになっていません。

練習でどこまで本番の想定をして準備が出来るのかが鍵になります。

力がありながらまだまだ発揮し切れない彼ら…

チーム状態を他のチームの監督とお話をしていると…

『どこも同じ悩みですよ。
小学校や中学校でリレーなどの競争種目で順位を着けない
それを差別だと言う時代…
親は子どもを失敗させまいと必死になり何でも先回りし、なんでも与える…
だから突発的なプレーの準備が出来ない、自分で考えられない…
次に起こるプレーを想像出来ない…
そういう選手がうちにも多いなぁ…』

そんな風におっしゃっていました。
なるほど一理あるかもしれません…

自信を持って冷静な判断、準備が出来るようになればもっと違った試合になったはずです。

練習試合が足りない?
実践練習が足りない?

いいえ
自立した自分で意識して考える練習や思いのある練習や練習試合が足りないのでしょう…

まだまだ私たち指導者の力不足です。

年内の全ての大会が終わりました。
厳しい冬を迎えます。

この冬、どれだけ頑張れるかが春から始まる大会の結果を左右します。

どのチームも目の色を変えて厳しい練習をして冬を越えます。

負けたことから学べるかどうか…
この冬が楽しみです。
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背番号きれいに洗ったんだけどなぁ…


 

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いつもグランドの管理や手入れなどをお願いしているABさんの誕生会と称して
ちょっとしたパーティーを開催いたしました。

せっかくなので現役団員の父母だけではなくOBの父母にも声をかけさせていただいきました。

ABさんは浦和ボーイズ設立当時からグランド確保にご尽力いただいていて
現在浦和ボーイズの後援会会長です!


練習中も我々の目の届かないところで良く子どもたちを見ていてくれて
『最近あの子は元気が無いが大丈夫か?』
『あの子体調悪そうだぞ…』
など細かい所まで目を配ってくれていて本当に助かります。

急な招集にも関わらずOBの父母も多数参加してくださって、総勢60名近い大宴会になりました。

OBの父母の皆さんはABさんには大変お世話になっており、
懐かしい顔ぶれが集まってくれたので、主役も大喜びです!

あまり飲み会などを行うチームではありませんので普段グランドでは
ゆっくりお話出来ない父母の皆様と貴重な時間を過ごします。

OBの父母からは息子の近況報告を新聞の切り抜きのコピーを見せていただいたり、
ケガから復帰の話を聞いたり皆さん高校野球の大変さや喜びをしみじみ話してくれました。

現役団員の父母の皆様からも普段の子どもたちの生活態度など貴重な情報をいただけます。

なぜ浦和ボーイズを選んだのか…
今、子どもたちのモチベーションは…
あんな悩みやこんな不安…

たくさんの話を聞かせていただけます。
これは本当に貴重な情報です。

グランドで何気無く話した事や無意識にかけた言葉が子どもたちに良い影響を与えたり、
信頼関係が増したり…
家に帰った子どもたちは嬉しそうに話をするそうです。

逆にまだまだ我々指導者が気をつけなければならないこともご指摘を受けたりもします。
たくさんの叱咤激励をいただけます。

父母の皆様は浦和ボーイズの理念や方針を本当に良く理解をしていただいています。
感謝の思いでいっぱいです。

代表からもいつも言われています。
グランドでは指導者と言う立場で子どもたちを指導させていただいているが、
グランドの一歩外では父母の方が社会的地位は上だと思った方が良い。
指導者が偉いなんて勘違いしてはダメ!

皆が気持ち良く居心地の良いチームを作るため、我々指導者が
自らを律して行かなければならないと強く思っています。

誕生会と言いながら結局野球の話ばかり…

皆野球でつながっているから仕方ありませんね…

皆でしっかりガス抜きをして、また明日からがんばります。

夢のため、未来のため
やっていることは小さくても
目標は壮大なスケールな浦和ボーイズです!

ABさんいつまでもお元気でいて下さい!






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子供たちに野球の指導をさせていただくようになって早10年以上が過ぎました。

当然この10年で野球の指導も
変わらないもの
変わり行くもの
変えなければならないもの
と課題はたくさんありました。

毎年チームカラーは変わりますし、子供たちの個性も、運動能力、得意、不得意も違って来ます。

勝たせたいと思えば思うほど子供たちを小さくまとめてしまいそうになります。

結果を出せなかった年と同じことをやっていても大きく結果は変わらないと、
新たな練習方法やアプローチを変えて行きます。

その年、その年課題を持って切り口を変えてチーム作りを行います。

それでもなかなか常勝軍団にはなりません…
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ただひとつだけ変わらない変えてはいけないことがあります。

それは
子供たちを小さくまとめない、大きく育てると言うこと…

身体の使い方や考え方も小さくしてしまうと伸びしろはどんどん減って行くように思います。

本番は高校野球以上のはずです。
身体の成長期である中学時代はとにかく身体を大きく使うことを覚えて欲しいと話をします。

細かい技術も指導はしますがやり過ぎは危険です。

考え方も良い子ばかりを作ろうとするのはその子の良い個性まで潰しかねません。

練習では体幹を鍛え柔軟性をたっぷりやります。
身体のバランスもさることながら同時に人としてのバランス感覚もチームの中で養ってもらいたいと思います。

細かく教えれば教えるほど子供たちは小さくまとまってしまいます。
指導者の自己満足にならないようにいつも自分に注意しています。

指導を始めた10年前、尊敬する大先輩から
『とにかく教えすぎるなよ!』
と言われました。

10年が過ぎてその言葉の本当の意味が少しずつ分かって来たように思います。

本来遊びの中から身体の使い方を養って欲しいと思うくらいなのに
わざわざ投げるために…
わざわざ打つために…

このわざわざの動作が曲者。
教え過ぎるとこの変なクセがつきます。

子供たちは素直にその通りやろうとします。
上手くなりたいから…
強くなりたいから…

子供たちから自由な身体の動きや自由な考え方、感性すら奪ってしまいます。

野球は対応から反応に変わらなければなりません。

反応するためには型にはめてはいけません。
今子供たちに必要なものは何か?
それを常に考えて指導をさせてもらっています。

とにかく一人一人に声をかけながら目を配りながら彼らの成長を間近で見られる喜びを感じながら…

この先、まだまだ勉強して子供たちの成長するそばにいられたら幸せです。

大きく育って欲しいと願ってます!




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