2014年02月

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心技体と言う言葉をよく耳にします。

心は脳だと言うことを理解していない人は多くいます。
気持ちを強く、根性、忍耐…
心、メンタルは脳の経験値や処理のことです。

技術さえ上手くなれば野球は上達すると考える人は多くいます。

技術優先だと運動神経が豊かな選手が有利です。
体格も大きい方が力は強く良いのでしょう。

しかし本当に上達と成長を確かなものにするためには心(脳)をどう鍛えるのか…
そこがポイントだと思います。

プレッシャーや緊張からの萎縮、スランプは心の問題と言いながら実は脳の処理の問題…
これがカギになります。

体格も運動神経も良い選手が実戦で力を発揮出来ない、大事なところでミスをする、
急に崩れて立ち直れない…   苦手意識、諦め…

よくある話しです。

どんなに技術が高くて素質があっても実戦で力を発揮出来なければ目指すもの、
目標にはなかなか到達できません。


身体が小さくても今、心、脳を鍛えておけば身体が大きくなった時、
必ず正しく身体を使い心をコントロール出来て成長できます。

運動神経が今、悪くても心、脳を鍛えておけば遅咲きかもしれないけれど、
きっと未来に花開くことができます。


昔は厳しい過酷な練習に耐えられれば心は鍛えられると考えられていましたし、
今でもそう指導する人は少なくありません。
たしかに必要な部分はあります。

しかしそれでは子供たちを壊しかねません。
それに野球を嫌いにさせかねません。

今と昔の子供では身体の強さも取り巻く環境も違いすぎるからです。

ではどうするのか…
それをずっと考えています。

心の鍛え方はさまざまありますが、嫌いな物から逃げないと言う簡単な事から入りましょう!
苦手意識を持たない

それから毎日続けるという事…
継続は心、脳を鍛えるには必要不可欠です。

食べ物に好き嫌いがあって嫌な物から逃げていると逃げる事が当たり前になります。
それは身体にも心にもよくありません。
勉強嫌いも同じです。
好きなことばかりでは心のコントロールは出来ていません。

素直さや明るさも成長への必要な要素になります。
これも心、脳でコントロールできます。

中学生の場合体格差はとても大きな要因ですがゴールは中学生ではないはずです。

みんなが同じ条件で鍛えることが出来る心、脳は今の時期に一番鍛えたい部分です。
脳は考え方にも置き換えられます。

体格差も運動能力も後からついて来る部分もあります。

今は心、脳、考え方を鍛えましょう!

嫌なものから逃げないでください!
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体験練習の小学生も増えてきています!
なんだか仲間意識が出て楽しそうだから笑えます(^^)

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二週続けての週末のドカ雪…
前回の雪が溶け切る前に降った雪は前回よりも水気も多く大変です。
週末の練習はグランドまでも近付けず練習中止を余儀無くされました。

三月の初めの大会まで残された練習時間は今週末の土曜日、日曜日の二日間のみ…

しかし今週末までに外野まで雪は溶けてくれるのでしょうか…
まったく自然の力にはかないません。

この冬、トレーニングや嫌な練習を頑張ってきただけにこの二週間満足な練習が出来ず、
足踏み状態はつらい思いでいっぱいです。

みんな同じ状況とは言うものの、雨天練習場を持っているチームもあり焦りは無くはありません。

各自のトレーニングに頼るしかないのですがやはり限界があります。

ボールを投げたり打ったり出来ない、実戦的な練習が出来ないのはつらいところです。
 
みんなの意識が本物かどうか…
問われるところです…
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溶けたら巻き返そう!
大変だけどやるぞ!
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先週末は関東地方に記録的な雪が降り土曜日、日曜日とグランドは使えず、
交通手段も制限されたため、久しぶりに二日間、練習はお休みになりました。

やっと火曜日の祝日にグランドまでたどりつけましたが雪は寒さで溶けておらず
今週末の練習に支障をきたしそうなのでチーム総出で雪かきとなりました。

なんとか早く雪かきを終えて練習に切り替えたい気持ちをよそに子供たちはちょっと目を離すと雪遊びに没頭…

かまくらを作ろうとしたり、鬼ごっこや雪合戦を始める者も現れる始末に指導者もため息の連続でした。
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なんとか午前中で雪かきを終えて午後からは野球の練習となりました!

仔犬の様に雪の上でやる野球の練習にテンションの上がる子供たち!
いつもと違う環境がたのしいようでした!
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我々指導者は東北の出身なので嫌というほどの雪の中で練習をしてきました。
雪の上でやる野球は久しぶりで懐かしくあの厳しい練習の日々を思い出します。
この時期はなかなか土の上で野球が出来なくて長靴で雪の中練習をしていました。
雪で練習が出来ないと言っても雪の無い地方の高校とは同じ条件で戦わなければなりません。
 
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土の上で練習が出来ない日々が続いても春の選抜はすぐ目の前に迫っていて、
焦りと不安でいっぱいだったのを思い出しもしました。

うんざりの雪も彼らには楽しいひと時だったようでこれも良い思い出になったことでしょう!

さぁ時間は限られていますよ!
巻き返してがんばりましょう!
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今年初めての練習試合を行いました。

2月になったばかりなのにポカポカ陽気で風も無く、なかなかのコンディションで試合が出来ました!

グランドの都合で午後から2試合やっていただきましたが結果は2試合とも敗戦…

しかしこの2ヶ月、冬場のトレーニングを主にやっていて実戦練習はほとんど行っていなかったにもかかわらず
内容はまずまず…

むしろちゃんと試合になっていたからちょっと驚きです。
もっとミスがでたり崩れたりするかと思いましたが、予想外の展開でした。

去年はオドオドして落ち着きもなかった選手たちも見違えるほど自信に満ち溢れた様に感じました。
昨年の練習試合は相手の速球に
『あんな早い球… 打てるわけない…』
と諦めばかりが目立ちましたが
『今日一本出しますよ』
『絶対打ってやる!』
と積極的な前向きな発言が多く、気持ちは相手に強く向かっていました。

投手陣も去年は小さなミスから踏ん張れず、大きく崩れてしまう試合が多かったのですが、
連打をなんとか最小にとどめて立ち直れる、踏ん張れる兆しが見えてきました。

少しではありますがたくましさが見えます。

この冬場、彼らは本当にがんばっています。
今までに無いほど厳しいトレーニングに文句や愚痴を言いながらですがやり切っています。

その成果はこの練習試合に良い結果として現れていました。

少し乗り越えたかと思います。

特に素晴らしかったのはグランドマナーです。

試合後に相手チームのスタッフからもお褒めの言葉を頂きましたが、
試合前のグランド整備、ライン引き、ネットの準備
試合前のアップや移動、行動
ボールボーイ、バットボーイ、ランナーコーチャーや攻守交代…
指導者に注意を受ける事なくスムーズにそして円滑に進められたことは大変嬉しく成長を感じました。

当たり前のことですが、この当たり前のことがなかなかできません。
簡単なことを正確にやれるように、頭を使って出来るようになってきました。

結果は負けましたが私はこのチームは必ず強くなると確信しました。
この試合でたまたま出来たと言うことなく、今後もこの簡単なことを正確に出来るように意識をして、
臨んで欲しいと思います。
そうすれば必ず結果はついてくるはずです。

勝った相手チームはそのグランドマナーを真似たい、見習いたいと言ってくれました。

さぁ課題は明確になってきました。
結局練習で出来ない事は試合でできません。

ここからは全ての精度を高めて行きます。
対応野球から反応野球へとシフトして行きます。

諦めることなく乗り越えて行きましょう。

最上級生となる2年生のカウントダウンは始まりましたよ!





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