2012年10月

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子供たちの成長を強く感じているからこそ
次は勝利させてあげたいと思ってしまう…
いつもそこに落とし穴があるように感じる
出来なかったことが出来るようになる… みんな上手くなっている
だからきっと勝てると思って試合に臨むが結果は出ない。
いつも通りの力さえ出せれば負けるはずがない。
そう思えば思うほど練習で、言葉で、態度で、選手を追いこんでしまう。
そんな時間はだれも楽しくない。
楽しくないから自分では動かない。そんな繰り返しをしているように感じる。
 
いつの間にか入り込む落とし穴…
だから私は先輩の言葉を大切に保護して迷った時に読み返します。
下の文章は先輩の文面そのままです。拝借いたしました。申し訳ありません。
練習の数が足りないとか、時間が短いとか、設備に不備があるとか…
そんな事が問題ではないと思います。
先輩の言葉でまた反省します。ぜひ浦和ボーイズの方針をご理解して読んでみてください。
添付写真のような子供の笑顔を大事にしたいと強く思います。
 
 
『ほとんどの指導者の
「俺が子どもの頃はこのくらいの練習をした」は
高校時代の話が基準になってしまっている。
なぜそんなに細い体をした子ども達に
長時間の運動を求めるのか、私にはまったく理解が出来ない。
完全なオーバーワークで、肘、肩を壊す子ども達がたくさんいる。
おそらく「勝ちたい一心」なのだろう。
確かにこの時期は練習すればするほど成果があがる。
そしてチームは強くなる。
地区大会優勝、地方大会、全国大会・・・
大人は充実感でいっぱいである。
そこに大きな落とし穴・・・
骨も柔らかいし、筋肉も柔らかいので
長時間練習も、豊富な試合数もこなせる。
しかし、私には子どもの能力を潰し
故障へ向かっているように思えてならない。
厄介なのは、一生懸命やって何が悪いの。
勝つことによって喜びを与えたい。
子どもの事を真剣に思ってやっている・・・など
「子どものために」と考えているから、本質が見えにくい。
これらは「今」ではない。
      
小学生の時に素晴らしいプレーをしていた選手が
高校時代に伸び悩む。
甲子園では常連校なのに、プロ野球選手が生まれない。
今、結果を求めるのか
それとも少し先を見据えて
子どもの持っている能力を最大限引き出すのか。
今さえ良ければ良い人は
朝から晩まで練習すれば良い。
ただその場合、子どもが犠牲になることだけは忘れないで欲しい。
子どもの持っている能力を引き出す立場の指導者が
子どもの能力を潰すのは辛すぎる。知らないとは恐ろしい。
昔は運動中に、水を飲むのは禁止だった。
その考えが主流の時に、どこかで誰かが
「水を飲まなければダメだ!」と言っていたはずである。
その人は周りから変人扱いされたと思う。
しかし、今は水を飲まさない指導者は皆無であろう。
その事と、似ていると私は思っている。
長時間の練習によって技術のレベルアップを目指すより
筋肉や骨の発達を優先させたい。
そして運動能力や運動神経を磨く大切な時期だからこそ
長時間の練習、ボールの投げすぎは避けなければいけない。
勝ちたい一心は、見えるものを見えなくさせてしまう。
どことなく恋愛に似ている。
基準を設けるなら、子どもの最大運動量は
三時間以上は禁止である。
正しい運動量と、正しい身のこなしを覚え
チームの環境を整えさえすれば、
勝利は勝手に転がり込んでくる。
空いてる時間は、友達と遊べば良い。
勉強すれば良い。
そして、家族と過ごす時間を大切にして欲しい。
もっと余裕がないと、心身ともに成長するのは難しい。』
 
 
 
 

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土曜日は一年生の秋季大会…
日曜日は二年生の秋季大会があり、両チームとも今回も結果を出せませんでした。
今回一年生のチームを監督として率いたOコーチ!
若いだけに悔しい思いが強いようです。
なかなか思うようには行きません。
昨日も平日の夜だと言うのに指導者会議だと代表から召集がかかり仕事も早々にスタッフ9人が集まって
反省会です。
酒を飲むための反省会ではありません。
真剣に今後のために酒抜きで話し合いです。
何が強いチームと違うのか…
勝つことだけが目的なのか…
考えても結論は出ません。 具体的な策も決まりません。
でも一つだけ絶対なものがあります。
チームの方針です。
指導者もホームページのチーム方針と理念を再確認するようにしようと話しました。
ついつい負けが込むと違う方へと流れてしまいます。
子供たちが楽しくワクワクしていなければスイッチは入らない。
でも楽しいのは遊びの野球では無く、
壁を乗り越えた時に見えるものが楽しいと教えてあげなければなりません。
そんな練習はどうしたら良いのか…
また一からです
子供たちと一緒に一からです
浦和ボーイズにはたくさんの制約があります。
子供たちにも、指導する中にも…
その制約の中でどこまで出来るのかがいつも大きな壁です。
それでも前向きに何度でも一からやり直します。
彼らに成功体験を得てもらうためにみんながんばってます!
 
 
 
 
 
 

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秋の雲です
すごいうろこ雲でした
やっと涼しくなって練習も楽になってきました
年内も公式戦は残すところあとわずか…
子供たちの成長を感じつつも試合で結果の出ない内容に頭を抱えるばかりです
けして実力が劣っているとも思えませんが勝ちたいと言う欲が薄いと言うか…
諦めが早いと言うか…  精神的な弱さなのか…
そんな事を考える日々です
結局精神的な『強さ』や『負けん気』や『がまん』を養うのは練習しか無いのではないか…
練習不足はこんなところに露呈してしまう
自主練習もやり抜く事や自分に負荷を与えないから中々結果につながらないのではないのでしょうか
でもまぁそこを何とかするためのチームだと言われている訳ですから
指導者もがんばりますが
さすがに不甲斐なくて気持ちは沈み気味ではありますよ
自分に厳しさをかせられるかどうかしかないのです
足が遅いと分っていても早くなるように鍛えなかったり
身体が固くて不器用なのに柔らかくなるように努力しなかったり
本気度がちょっと我々との温度差があるように感じたりもします
どうしたものか…
秋の夜長に考えにふけるのでした…
堂々巡りですがね(苦笑)
 
 

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