2012年07月

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気が付けば蝉が鳴き始めていました。
急に暑くなりました。
各地では夏の甲子園予選も大詰めになってきました。
我々指導者の故郷の宮城県代表は仙台育英高校に決まりました!
決まった途端いろいろな方からメールや電話などが多数来ました。
同じ歳の仙台育英のOBからもメールが来ました。
仙台育英の場合はユニフォームも当時と違っていますし監督は我々の先輩なのですが
それでも甲子園が決まった事が嬉しいのか、それとも東北に勝った事が嬉しいのか…
喜んでおりました!
勢力図も当時とは全く違っております。
女子高だった高校が共学になってベスト8に入っていたり、高校名が変わっていたり…
時代は大きく変わってしまいました。
名物監督も少なくなってきました。
我々の時代から変わらず指導されている監督も少なくなりました。
寂しい限りです。
新しい時代なのでしょう。元プロ野球選手の監督も少しずつ増えてきました。
元プロ野球選手が高校で監督になるためには大変な制約があります。
並大抵な努力では出来ない事です。
それでも甲子園に帰って来たい気持ちは良くわかります。
自分の果たせなかった夢を子供たちに託したい。
誤った指導を改めて子供たちを守りたい。理由はたくさんあると思います。
あきらかに過去の野球とは違います。
昔も今も変わらないのは甲子園への憧れ…
甲子園があるからこそ高校生は限界までがんばれるのだと思います。
人生の中でそれだけ一生懸命に明確な目標に向かって行ける、素晴らしいことです。
浦和ボーイズから甲子園に出られる選手がいつか出てくれたらなぁ~
そんな夢を我々は見ています。
みんながんばって!
 
 
 
 
 
 

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3年生最後の大会
サマーカップも終わってしまいました
2年半お疲れ様でした
結果は出せなかったけれど思い通りの中学時代の野球が出来ましたか?
指導者としてはもっと力を付けさせてあげたかったと反省しております…
手探りで、体当たりでやった2年半でした!
今後のみんなの成長と野球人生に期待しています。
どうか野球を続けて欲しいと思います。
嫌な事もつらい事もあったと思います。
これから高校に行けばもっと大変かもしれません。
でも振り返った時にはそのつらさは良き思い出になるはずです。
受験勉強も大変ですが個々の夢に向かってがんばってください。
本当にお疲れさまでした。
そしてありがとうございました。
 
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そしてすぐに次の世代へと代変わりです。
日曜日にはH武ボーイズさんと2年生、1年生で本庄市営球場と言う素晴らしい球場で練習試合をさせていただきました。
一年生はセカンダリーシャツを着ての初めての練習試合です。
36名が参加のため全員が試合に出るために忙しくて大変です。
2年生の先輩たちが7回まで0-0で引き分けと言う手に汗握るゲームをしてくれたので
1年生たちも先輩の試合を興味深く見守って応援していました!
 
1年生たちは2年生のプレーを見て憧れています。
なかなか緊迫した試合をしたので尊敬の眼差しです!
とても良い遠征試合をさせていただきました。
いつも手を差し伸べて仲良くしていただいているH武ボーイズの皆さま、本当にありがとうございます。
感謝いたします。
素晴らしい球場での練習試合は子供たちにとって本当に自信と経験になります。
我がチームの父母の皆さまも移動は大変でしたが子供たちのためにありがとうございました。
お疲れさまでした。
間もなく新人戦も始まります。
練習試合も増えてきます。今後ともご協力お願いいたします。
 
 
 
 
 
 

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夏の甲子園大会を目指して各地で予選大会が始まりました。
尊敬する大先輩のブログではユニフォームの着こなし方や帽子の形に喝が入っておりました…
まさしく同感であります。
 
試合とは…
試し合い(ためしあい)と書きます。
お互いの技術や精神力を試す場所なのだと思います。
相手があって初めて行える試し合い…
ユニフォームの着こなしも帽子の形も余計な事をする必要はありませんし
きちんと着こなす事が相手に対する最低限の礼儀だと思います。
そんなカッコにこだわっているチームには野球の神様は微笑みません!
 
甲子園は簡単では無いけれど本気で願い、本気で努力をし、本気で立ち向かえばきっと近づいてくれます。
だからまず身だしなみから整えましょう。
 
先日高校3年生の高校球児を持つ友人から連絡がありました。
この最後の夏の大会に息子はベンチに入れなかったと伝えられました。
 
中学時代は硬式野球のクラブチームに入ってエースで4番を打つような身体も大きな選手でした。
高校の合同練習に参加して監督さんからエースで育てたいからぜひ来て欲しいと言われたそうです。
息子本人も監督直々のその言葉に胸を躍らせて入学しました。
 
それでも最後の夏はベンチに入れませんでした。
ケガもあったし本人の努力不足もあったでしょう…
でもそれだけの逸材を育てきれなかった指導者の責任が一番の責任です。
選手は使い捨ての物ではありません。
合う合わないがあってもいけないはずです。
残念でなりません。
監督からはベンチから外した理由を書いた手紙をもらったそです。
そこには成長しなかったのは本人、自分自身の責任だと書かれていたそうです。
両親はそれを見て息子を育てきれなかった言い訳の手紙としか受け取れないと感じたそうです。
 
しかし息子はみんなのために応援すると前向きです、落ち込んではいません。
素晴らしいです!
最後の夏は必ずやってきます
後悔の無いように最後の最後までみんながんばってください。
これからもまだまだ野球人生は続きます…
 
 
 
 
 
 

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私の通院している病院の待合スペースに置かれたLED菜園…
無農薬で収穫も効率に優れ栄養価も高いと事業に乗り出す会社も多くなっているようです。
無農薬だから洗わずに食べられると言われていますが
個人的にはどうも気が進みません…
農薬は使用していなくても結局科学肥料を使った水耕栽培
野菜の表面に薬が使われていなくても、薬を養分として育った野菜としか思えません
 
食べる事は生命力をいただく事
野菜もお米もお肉も、その生命力をいただいて自分の身体を元気にする
生命力の弱い食べ物をいただいても元気はでません
肥えた土で太陽の光をたっぷり浴びた野菜で形なんか気にしない
そんな強い作物をいただきたいと思います
 
最近は農薬や放射能汚染などで危険だからこのLED菜園が必要だと思われているようです
しかし仕事柄何度かこの野菜を食べる機会がありましたが、とても美味しいとは思えませんでした
 
今の子供たちは食が細いだけでなく食べ物の生命力の弱い物ばかり食べているせいか
身体にたくましさを感じられないし、実際弱い子供が多くなっているようです
旬の物が身体い良いとされているのはまさに生命力の強さなのです
 
食べる事も練習です
好き嫌いを無くしてお米をたくさん食べて欲しいと思います
練習の時のお弁当箱を見てみると女の子かと思うような小さなお弁当箱の子供がいます
食の細い子はやはり体力がありません
体力が無いと集中力が弱くなります だからなかなか上達しません
好き嫌いなく、たくさん食べてたっぷり練習すればきっと上手くなります
これから暑くなります 
食べられない子供は必ず具合が悪くなります
日ごろからの食生活を考えて夏場に強い選手になってください
 
一年生にとっては初めての夏です
毎年具合が悪くなる子供が出ます
今から準備をしてください
たくさん食べてたっぷり寝る これに限ります!
 
子供たちは泥にまみれて汗にまみれて太陽の光をたっぷり浴びて強くたくましい自然農法で育てたいと思います。
 
 
 

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今夜のテレビのアンビリーバボーをご覧になって涙された方はたくさんいらっしゃったのではないでしょうか…
毎年恒例になった6月に行われる中京大中京高校VS大府高校の親善試合
この試合は随分前から話題になっていました
この時期の親善試合?
そうです夏の大会にベンチ入りできなかった選手たちのための最後の試合なのです
シニアで4番でエースや中学時代全日本に選ばれた様な選手たちの入学する愛知県でも有名な
野球の名門高校が毎年この時期に親善試合を行います
2年生までレギュラーだったのに調子を崩したり下級生にポジションを奪われたり、ケガで練習が不足してしまったり…
そんな3年生のけじめの試合なのです
 
この日だけはレギュラー
公式戦用のユニフォームに甲子園仕様の背番号が配られ
観客席には今まで支えてくれた両親や一般学生、そしていつもは応援されるレギュラーたちが見守ります
 
全く調子が上がらずベンチを外れた選手の三塁打や体力が続かず野球を辞めようと思った選手のホームランなど
野球の神様は粋な計らいをしてくれます
回数に関係なく2時間の時間制限、そしてどんなに得点差が開いても引き分けのルール
2年半の全てがこの試合のゲームセットで終わりを告げます
 
試合後中京大中京の選手はレギュラー選手たちからの直筆の手紙をもらいます
涙が止まりません…
 
自分の30年ほど前を思い出します
我々は今の様な笑顔で野球をやれるような時代では無かった時代の野球です
負ける事は許されない、勝つことだけが全て…
しかも圧倒的な勝利で無くてはならない環境でした
当時、補欠の選手に思いやりの気持ちを持っていただろか?
自分の事で精一杯だった様な気がします
 
今の時代 この様な補欠選手に気持ちの整理を着かせてあげる試合をしてあげる事は素晴らしい事
それでも割り切れない気持ちの選手はきっといるでしょう…
その悔しさを大学で晴らそう
そう思ってまたがんばれたらきっと野球の神様は見ていてくれるでしょう
 
人に夢と書いて=儚い(はかない)と読みます
儚いから夢を追いかけないのではなく夢が目標になります
諦めない気持ちが感動を生みます
 
この親善試合が終わるとレギュラーや後輩たちのために補欠の3年生はサポートにまわります
日本一のサポートをして甲子園で優勝しよう!を合言葉に!
両親への感謝や仲間への思いやり後輩への愛情全てが理解できる高校野球
やっぱり高校野球は素晴らしい!最高です!
 
 
 
 
 
 
 
 

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