2012年01月

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先週の土曜日、日曜日もたくさんの小学生が体験練習に来てくれました!
とてもうれしいことです。
初めてやる練習に苦戦していましたね!
ラダートレーニングやスタビライゼーションなど不思議な練習に苦笑いの小学生たちでした。
 
さて以前にもお話しましたが
野球関連の本や自己啓発の本、食に関する本、子育ての本などを出来るだけ読むようにしています。
 
先日もチームのパパから『たくさん本を読まれてますね、本が好きなんですか?』と聞かれました。
実のところ、ボーイズのコーチを始めるまではそれほど読むことはありませんでした。
なぜ読むようになったのか…
それは指導に自信が無かったからです。
 
我々の先輩にはプロ野球経験のある方がたくさんいらっしゃいます。
その中にMFTと言う少年野球の発展のためにご尽力されている佐藤洋さんがいます。
(東北高校→電電東北→ジャイアンツ)
 
もうずいぶん前になりますが
浦和ボーイズがまだ認可される前に、我々が他のボーイズの指導のお手伝いを
しているグランドに佐藤洋さんが見に来てくれたことがあります。
その時の緊張ときたらとんでもありませんでした。
何やら嫌な汗をかきました。
先輩は『何を教えてるの?これは何のため?』
かなりぶっきらぼうな口調にビビりまくりました!
 
その時自信を持って先輩に答えられなかった自分が情け無かった事を今でも覚えてます。
自信を持って子供に教えられない、とても恥ずかしかった…
高校、大学でしかやっていない自分の知識…
しかも20年近く昔の野球しか知らない自分でした。
 
その日にそこでアドバイスをいただいて『後は自分で勉強しろ!』
と先輩にご指導いただいてから変わりました。
『勉強しよう… このままだと無責任な指導になる。子供にとって迷惑だ。』
 
それから本を読むようになりました。
ネットでの野球の指導法なども出来るだけ見るようにしています。
 
ただし本もネットも単なる情報です。
そこから何を選び何を捨てるのかは自分で考え、抜粋します。
それは我々指導者の経験からなるものです。
私はたいした選手ではありませんでしたが東北高校の硬式野球部、竹田先生は超一流。
そこで一流の野球が出来たことは我々の誇りであり指導の根源です。
昔の野球には昔の野球の良いところがあり、
それをさらに進化させ理論付けしたのが今の野球だと思います。
 
たくさんの小学生を見て、また責任を感じています。
ただ、以前の様な自信の無い指導はしません! 少しは成長したと思います。
自信を持って指導にあたります。
今年の初めのOB会(竹友会)で佐藤洋さんにお会いした時も
『浦和ボーイズ評判いいぞ!裏切るなよ』
誉められたような脅されたような… 
 
今年は何人入団してくれるのかなぁ…
期待は膨らんでいます(^^)
 
 
 
 
 

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土曜日は久々に天候不順のため、近隣の公民館をお借りして勉強会をしました!
浦和ボーイズでは出来るだけチームの方針の説明や食育の勉強会など
子供たちの成長に必要な勉強会を開くようにしています。
 
子供たちは基本的にグランドでも勉強会でも受け身です。
教えられた事をそのまま受け取る作業をします。
野球の指導も教えられるとその型の通りやろうとしてしまい型にはまり小さくなってしまうように思います。
グランドだけでは説明しきれない事をゆっくり勉強会で説明します。
 
野球では『声をだせ!』と言われます。
だから子供たちはワーワーとただ声を型通り出します。
それは全く意味の無い声です。
なぜ声を出すのか、どんな声が必要なのかきちんと説明して理解したうえで
指導者は声を出せと言わなければなりません。
 
食育もこれはダメ!あれはダメ!では子供たちは食に重きを置かなくなってしまいます。
健全な心を育てるためには健康な身体が必要不可欠なはずです。
今、この中学生の時期に知っておかなければならない食の大切さを伝えることで
子供たちの未来は変わるはずです。
今までの食歴を考え、改めることはこの先の成長や人生の病歴も変えてくれるはずです。
 
子供たちに型だけ教えても本当に理解しなければ、子供たちは実行できません。
子供たち自信が考え、納得して取り組むこと…
そうしなければ型だけの型にはまったロボットになってしまう…
そんな子供を作らないようする。
これが浦和ボーイズのテーマなのです。
野球が上手くなって試合に勝つことだけが目標ではありません。
 
先日、二年生の一人と進路の話をさりげなくしました。
コーチ『どんな高校に行きたいの?』
選手 『監督やコーチたちが行っていた様な素晴らしい監督がいる所へ行きたいっす!』
コーチ『なかなか厳しいよ…』
選手 『そうすよねぇ、入部希望者もいっぱいですよねぇ』
コーチ『競争も大変でレギュラー争いも熾烈だよ』
選手 『たとえ補欠になってしまっても人間的に成長できれば良いと思っています』
コーチ『絶句…(涙)』
 
そんな事が言えるようになるなんて…
なかなか嬉しい事を言ってくれます。でも私は彼が心の中で『絶対レギュラー取るけどね!』
と思っているのを知っています!
我々指導者はチームの全ての子供たちの確実な成長を感じています。
これは本当にうれしい事です。
 
浦和ボーイズはゴミ拾いをして徳を積んで勝つチーム!
心の成長が野球上達の近道と考えているチーム!
これからもずっと方針、理念は変わりません!
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掃除もきちんとしました!
さぁ今年の公式戦、第一戦目  3月4日から始まります。
対戦チームも決まりました。
見せましょう浦和ボーイズの底力を!!
 
 
 

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私の住む近所の駅近くに元プロ野球選手が厨房にいるもつ鍋屋さん【わたり】があります。
店主の名前は中野渡進さん…
東海大菅生から社会人野球を経験し、横浜ベースターズへ入団!
肩を壊して4年ほどでプロ野球を去りました。
 
彼が野球を辞めて第二の職業に選んだのはもつ鍋屋さんでした。
偶然彼の本を読んでその話を今年の竹友会に参加していたベースターズの中根君に聞いたところ
『近所なら是非行ってあげてください』と言われました。
もつ鍋屋になるヒントを与えた張本人がこの中根君です。
 
行ってみるともつ鍋は本当に美味しかったのは言うまでもありませんでしたが
それよりも素晴らしかったのはお店の中がとても清潔感があってきれいなこと!
たいがい畑違いな仕事をすると適当になるのが普通だと思っていましたが
メニューブックからテーブル、ガス台まで全てがピカピカ!
8年も営業しているようには見えないきれいさでした。
 
彼の本の中身はあまりプロ野球に夢を描いている中学生にはお薦めできる本ではありません。
プロ野球の裏側の派閥や裏事情など決して良い事など書いてありませんし
恨んでいるように書かれているように感じる文面でもありました。
 
しかし…
彼が野球と言う職を失い、挫折をし、これからどう生きて行くかを考えた時
たくさんの人に助けられ応援されて今のお店を持つ事が出来たと言う本の内容にはとても共感できました。
彼はその支えてくださった方々を裏切るこの無いように真摯に一生懸命仕事をしているように見えました。
 
野球選手として活躍出来る時間は限られています。
むしろ野球人生よりもその後の人生の方が長いはずです。
 
その時のためにも勉強をしておかなければなりません。
学校の勉強も、社会経験もたくさん必要です。
野球バカになってはいけません、野球で高校に行くなどと考えてはいけません。
他の趣味も持つことも必要です。
野球が出来なくなって希望を持つためにも…
 
そして何より大切なのは人との繋がりです。大切にして欲しいと願います。
そのためには謙虚であること、素直であること、優しい気持ちを持つこと、間違いを反省出来ること
嘘をつかないこと…
自分にもまだまだなことばかりですが、そうありたいと思っています。
 
子供たちに自慢できるような人生ではありませんが、自分たちの失敗を伝える事はできます。
そして少しでも子供たちがこれからを苦しまないようになればと思います。
 
微力なチームですが想いは深いのです…
皆が幸せな気持ちをたくさん持てるように…
 
 

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浦和ボーイズが出来て間もない時
団員は一人、グランドも道具も何もありませんでした。
そんな時一緒に練習しましょうと手を差し伸べてくれたのがTボーイズさんでした。
合同練習をする代わりにTボーイズさんの1年生も基本から指導して欲しいとギブアンドテイク!
七か月ほどかと思いますがTボーイズさんには中学から初めて野球をやる子がいたりで我々も熱心に
指導しました。
その時の子供たちも3年生になり卒団の日を迎えました。
昨年の浦和ボーイズの卒団式に顔を出してくれたTボーイズのコーチのOさんに
『Tボーイズの子供たちからのお礼です』と写真の寄せ書きをいただきました。
たった七か月ほどの時間しか指導に携われなかった私たちはプレゼントに心から感激しました。
その寄せ書きの内容も『あの時教えてもらった事がとても大切なことだったと今になってわかりました』や
『今の自分があるのはあの時の指導のおかげです、高校で活躍する姿を見ていてください』などと
涙が出るものばかりです。
この寄せ書きには父母からのお礼のメッセージもありました。
あの短い期間では彼らの身に付く指導は出来なかったのにこんなに感謝され逆に申し訳ない気持ちです。
まぁ最後の寄せ書きだから良いことが書かれているんだ…
そんなのは建前だと思う方もいると思います。
しかしそれは心が曇ってますよ!
後日年末にこの寄せ書きのお礼にと言う訳ではなかったのですが
彼らにグランドで指導する機会がありました。
自主練習と言う名目で練習を見ましたが彼らは貪欲に練習をしていました。
そして素振りを見て欲しいと言う二人に素振りのチェックポイントを話し始めるとおもむろにポケットから
メモ帳とペンを出して二人とも私の言葉を書き始めたのです…
あまりに真剣な二人に驚きました。
そして手があいた時にそのメモを話の聞けなかった別な子供にもメモさせているのです。
帰り際には野球で悩んだら相談したいので携帯アドレスを交換して欲しいとまで言ってくれました。
この子たちは本気で指導して欲しかった、そして信頼してくれていると思いました。
いただいた寄せ書きは本当の気持ちだと確信しましたか?
これは私の宝ものです。
たいした実績の無い我々の指導をここまで信じてくれる。
うれしい限りです。 
これかも選手たちを裏切る事無く指導にあたります。
勉強もします。皆が野球を好きになって上手くなりたいと思えるように…
 
【追伸】
少しは浦和ボーイズの諸君も見習っておくれよ!
メモとか取れば?野球ノートに書いてますか?
いつでも教えてもらえるからまぁいっか…
 
 
 
 
 
 

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1月7日、昨年と同じようにグランド近くの秋葉神社に父母に送迎をお願いしてチームでの初詣!
今年もケガ無く無事に野球が出来るようにお願いして来ました(^^)
その後グランドに戻りグランド開きを行い練習開始となりました。
 
我々の故郷である東北と違いこの季節でもグランドが普通に使えてボールが使える練習が出来る事に感謝!
高校時代のグランドはこの季節は雪との戦いです。
内野はブルーシートをかけて晴れた時にはなんとかノックが出来るかどうか…
しかし寒さ厳しく手がかじかんで思うように投げられない練習をしていました。
バッティングは室内練習場で行いましたが日が当らない室内は本当に寒いのです。
そんなハンデの中、野球をしてきた我々には本当にありがたいお天道様♡
ほとんど一年中外で野球の出来る環境はそれだけでも恵まれていると言えます。
 
今年こそはと目標も高く持っていますが、お正月の過ごし方に問題アリの様な練習内容でした。
いまひとつ身体の動きも良くない…
皆の想いの強さを感じられない状況に危機感です。
 
しかし、やるしかない!
何としても春までには目標に近づいてもらわねばなりません。
と言っても基本の反復練習がほとんどです。
基本に勝るものはありません。
またイチからやり直し…  その繰り返し…
そうやって3年間は終わって行きます。
 
浦和ボーイズにとって初めて3年間を通して指導する選手たちです。
浦和ボーイズらしさを発揮してもらいたいと思います。
時間は限られ、しかも終わりは見えてきました。
残された時間はあとわずか…
やりきろう皆で! 誰よりも強く野球が好きで上手くなりたいと思えるように!
少しでも自分に自信が付くように!
私たちも心から指導します!
 
 

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