この度の東北地方太平洋沖地震におきまして被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
皆様方には何卒お体にご留意の上、一日も早く復旧されますよう心よりお祈り申し上げます。
報道で悲惨な光景を何度も目にしてきました。自分の知っている町が一夜にしてなくなるなんて信じたくも有りませんでした。実家は大丈夫でしたが綺麗な港町は無くなってしまいました。
今回の災害で教えられたことも多々ありました。
災害にあわれていながらも人を思う強い心。心が一つになる姿。そして感謝の心。
配給時に紙コップ半分のトン汁をもらう映像が流れていたときボランティアの方が「少なくてごめんなさい。」
「いいえ、ありがとうございます。本当に助かります。こんな時に温かいものが食べられるなんて!」と。
あの少ない量で心の底から感謝している姿が感動的でした。
我々、指導者もよく「感謝しなさい。」と選手に話しますが重さが違うと痛感しました。
浦和ボーイズの選手たちも、今回の報道から両親との絆や人の温かみを感じ取ってくれたと思います。
甲子園も始まりました。母校は被災地と言うこともあり多くの人の応援やマスコミから取上げてもらっていますが
自分を見失うことなく笑顔でそして全力でプレーしてほしい。勝ち負けより全力で甲子園を走る姿に我々は感動します。
そして我々は関東で野球ができる環境に感謝しながら選手たちと人間味あふれる野球をしていきます。
浦和ボーイズも今以上に心を一つにし選手たちの笑顔が多くみられるチームにしましょう。