『おかげさまで』
夏が来ると冬が良いと言う 冬になると夏が良いと言う
太るとやせたいと言う やせると太りたいと言う
忙しいと暇になりたいと言う 暇になると忙しいほうが良いと言う
自分に都合の良い人は善い人だと誉め 自分に都合が悪くなると悪い人だとけなす
借りた傘も雨があがれば邪魔になる
金を持てば古びた女房が邪魔になる
世帯を持てば親さえも邪魔になる
衣食住は昔に比べりゃ天国だが
上を見て不平不満に明け暮れ 隣を見ては愚痴ばかり
どうして自分を見つめないか 静かに考えてみるがいい
いったい自分とは何なのか・・・
親のおかげ 先生のおかげ 世間様のおかげの塊(かたまり)が自分ではないのか
つまらぬ自我妄執(じがもうしゅう)を捨てて 得手勝手を慎んだら世の中はきっと明るくなるだろう
おれがおれがを捨てて おかげさまでおかげさまでと暮らしたい
ある社会活動家の方の言葉らしいのですが
ああ~ 自分が情けなくなります・・・
まだまだ感謝の気持ちが足りないなぁと反省します。
子供たちは信頼関係が確立できないと心を開きません。
心が開かれないと指導は空回りします。
だから常に感謝の気持ちを持って接して行かないと信頼関係は築けません。
仕事でも『あいつは使えない』などという上司がいますが
部下を否定する上司は自分に責任があるとは思えないのでしょうか?
そんなことを言う上司に部下は心を開き、がんばろうと思えるはずはありません。
おかげさまで 、感謝、感謝で生きて行きたいです。